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埼玉県の偉人 渋沢栄一を学ぶ

こんにちはakihiroです。

画像写真を整理していたら、以前渋沢栄一記念館や旧渋沢邸など、お客様を乗せてお連れしたことがあって、その時写真を撮っていたので、レポートというほどではありませんが簡単に紹介します。

 

渋沢栄一を肖像とした新一万円札が2024年から発行されます。恥ずかしながら、その発表があるまでは、名前は聞いたことがあるけれど、どんな歴史上の人物か全く知りませんでした。しかし仕事場、渋沢栄一の歴史を学ぶ機会があったのです。

 

渋沢栄一は民間経済人でありながら、日本の経済発展に大きく貢献した人物です。帝国ホテルをはじめ、銀行、証券取引所の創設、500社に及ぶ企業の運営や設立に関わったということです。とりわけ帝国ホテルの創設はインバウンド観光で外国人客を受け入れるための戦略だったようです。

 

 

銀行創設も農業従事者にもかかわらず創設したのは、これから産業が発展していくためには融資が欠かせないと考えたからで、証券取引所の創設についても会社の株式を市場で広く売買できるようにし、企業向上をしていくために整備しました。

 

群馬県の、富岡製糸場の設立にあたっては、当時、明治新政府の大蔵少輔であった伊藤博文や大蔵省租税正の渋沢栄一により計画が進められました。主要な輸出品であった生糸の品質向上と増産のため、明治政府により官営として設立されました。富岡製糸場は2014年世界文化遺産に登録され、2021年にNHKで放映の大河ドラマ「青天を衝け」の中でも登場します。

 



そして最も驚くべきことに、この偉人はわたしの出身地である埼玉県で生まれ育ったということ。同じ埼玉県民としてとても誇りに思います。そのような立派な方を是非知りたい、知ってもらいたいと思います。

 

渋沢栄一の生い立ちや歴史、日本経済の発展についての活躍を学べる場所、渋沢栄一記念館です。JR深谷駅からは残念ながら歩いて行ける距離ではなくタクシーで15分ほどかかります。車で行っても花園ICから40分、本庄児玉ICから30分かかります。

 

 

資料室、講義室の利用料は無料です。

 

旧渋沢邸「中の家」の正門です。

 

正門の中に入ると主家が見えてきます。左の像は渋沢栄一銅像です。

 

渋沢家は藍玉の製造販売と養蚕を兼営して米、麦、野菜の生産も手がける農家でした。ここは藍玉づくりの作業場として使われたそうです。

 

旧渋沢邸中の家は、渋沢栄一生誕地に栄一の妹夫妻が明治28年に建立しました。多忙な渋沢栄一が帰郷した際に滞在し、寝泊まりした場所だったということです。

 

家の中も自由に見学できます。

 

当時の家としては豪邸の部類と言えるでしょう。

 

渋沢平九郎の追懐碑。都内にある渋沢栄一家の墓地から移された渋沢平九郎追懐碑です。渋沢平九郎は尾高惇忠の弟で、栄一の養子ということです。

お分かりいただけるだろうか。

偶然撮った画像ですが、右下の木と木の間に立っている、着物を着た人の姿が写り込んでいるが、渋沢家の先祖でしょうか⁈    

 

旧渋沢邸中の家からすぐ近くにある薬師堂は、岡部藩に討伐された天狗党浪士2名が葬られた地です。


水藩烈士弔魂碑です。大正7年渋沢栄一により建立されました。石地蔵は安政7年、東の家3代目の渋沢宗助らにより建立されたということです。

 

冒頭の写真の深谷駅は、東京駅に似たレンガ作りで有名です。これは渋沢栄一が設立に関わった、日本煉瓦製造株式会社(深谷市)で製造された煉瓦が東京駅の丸ノ内本屋に使われていたことを受け、東京駅を再現して造られたということです。

 

 

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