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ぶらり鉄道沿線ランニング 都電荒川線早稲田駅→庚申塚駅を走る

こんにちはakihiroです。

今回は、鉄道沿線をランニングで巡るシリーズで都電荒川線、早稲田駅ー庚申塚駅間です。ぶらりと走り、名所があればぶらりと寄りゆっくり観光したいところですが、おさめた画像を載せてお伝えします。

 

前回の記事では都電荒川線一日乗車券を利用した下町名所めぐりを紹介しましたので、前回に引き続いて都電荒川線の区間を走り、その沿線の光景を画像に収め、周辺の名所などもちょこっと散策して得た情報などもお伝えしたいと思います

 

 

前回の都電荒川線の都内観光記事です。


 

ランニングをする都電荒川線沿線の駅は早稲田〜庚申塚駅まで全部で10駅。鉄道距離で6.6km。最近沿線上に面白そうな公園があったり、歴史のありそうな社寺があると余計に走るから、短い距離だと思っても結構時間がかかる。歩数計を見ると2万歩を超えることもあるから、7kmもあると散策しながらのランニングは結構走りごたえがあります。

 

ここは始発駅の早稲田駅。まずは早稲田駅に入線する都電をご覧ください。

ランニングで沿線の光景を紹介する前に、まず早稲田周辺を紹介します。早稲田といえば早稲田大学早稲田キャンパス。早稲田大学は1882年創立。創立者は大隈重信。

2006年に建設された早稲田大学のシンボル大隈記念タワー。学生たちの学びの場とともに、エグゼクティブラウンジという会社の経営者などが集うスペースがある。

早稲田から少し外れるが、神田川沿いには公園や庭園があり自然豊かな環境がある。

神田川沿いは筆者のランニングコースだ。

桜の咲く時期はランニングロードは桜のトンネル。

神田川沿いも桜が咲き誇り、芸術的な光景が展開されている。

肥後細川庭園。場所は文京区であるが早稲田駅からは徒歩で5分。

 

(細川庭園ホームページより紹介)

肥後細川庭園は、目白台の台地(関口台地)の自然景観を活かした池泉回遊式庭園です。この公園周辺は、江戸中期以降は旗本の邸地になり、江戸末期には清水家や一橋家の下屋敷となりました。そして幕末には熊本54万石の細川侯の下屋敷に、明治15年には細川家の本邸(現在の目白台運動公園敷地)となりました。その後は東京都が買収し昭和36年に「新江戸川公園」として開園し、昭和50年に文京区に移管されました。平成29年3月に「肥後細川庭園」に名称変更しました。

見学は9時から17時まで(11月〜1月は16時半まで)入園は無料。中に入って見学してみましょう。

大きな池を中心に、周囲に遊歩道を施した池泉回遊式庭園。湧き水を利用した鑓り水の手法を取り入れて、岩場から細い流れをつくり、野草に水をあしらっている。

植林地は急な坂になっていて、階段も多い。この上に何かありそうなので、登ってみる。

すると何やら芸術が展示していそうなコレクション館が現れる。細川家に伝来する歴史資料や重要文化財の美術工芸品などが展示されているようだ。

 

 

(永青文庫ホームページより紹介)

永青文庫は、今は遠き武蔵野の面影を止める目白台の一画に、江戸時代から戦後にかけて所在した広大な細川家の屋敷跡の一隅にあります。細川家は室町幕府三管領の一つとして武門の誉高い家柄で、現在の細川家は藤孝(幽斎)を初代として戦国時代に始まります。武人藤孝は優れた歌人・国文学者として、また、信長の雑賀征伐に弱冠15歳で初陣し先駆けの功に輝いた忠興(三斎)は千利休の高弟の一人としても名高く、その室・明智光秀の娘玉は波乱の戦国時代を清冽に生きた武将の妻として、キリスト者としてガラシャの洗礼名で知られています。

この急階段の右側には椿山荘がある。

ホテル椿山荘は宿泊の他、レストランで食事、結婚式の会場、会議や会合などの場が用意されている。

庭園は東京とは思えないような桜や紅葉はもちろん、初夏には蛍が見られ四季折々で美しい光景が見られる。

少し道をそれてしまったが、早稲田駅を出て、新目白通りを走る。

早稲田駅の次の駅は面影橋駅。

どんな面影話があるのか調べてみた。

付近一帯にはいくつかの伝説があるらしい。そのひとつ、戦国時代に夫の友人に夫が殺され、於戸姫は、仇はとったもののいくつも降りかかる不幸から、亡き夫を想いながら神田川に身を投げ、夫の元へ向かった。於戸姫の心情を思いやり面影橋と名付けたと伝えられているそうだ。

この先は明治通り。左は新宿右は池袋方面。都電は右側にカーブして池袋方面に向かう。

踏切りのない交差点なので注意が必要。交差点を通過する都電荒川線を動画でご覧ください。

桜と都電荒川線。

明治通り。この先が池袋方面。

学習院下駅。明治通り沿いは、ビルやマンションが立ち並びこれといった見どころはない。

しかし、ビルの間を抜ける都電荒川線のノスタルジックな姿は、ギャップはあるが勇敢だ。

明治通りから離れて住宅地に行ってみる。

踏切りを渡り交差点を左に行くと急な登り坂がある。

東京23区内で階段の坂道以外、最も急坂だといわれる「のぞきざか」。勾配は22%で傾斜、距離ともに最急だ。ひとまずここも走って駆け上がる。

上から見ると急坂が良く分かる。自転車もみんな押しながら登っていた。この坂はアニメや映画の舞台にも登場するようだ。

坂の上から都電荒川線を見下ろす。遠くに見えるのは新宿副都心のビル群だ。

坂を登り切ると目白通りがあり、東京メトロの雑司が谷駅がある。右に行くと目白台とよばれる地区で、野球やサッカーなどができる球技場やテニスコート、公園などがある。

野球やサッカーができる多目的グランド。

噴水広場。

小さなこども連れのファミリーの集いの場。

テニスコートも完備されている。

坂の上から下りていくとしばらく道路拡張工事なのか線路との間にフェンスが設置される。

 

明治通りから少し離れ、住宅地にある鬼子母神前駅。

駅から近い場所に、鬼子母神がある。読み方は「きしぼじん」地域の人々の祈りの場所として親しまれている

 

鬼子母神は法華経の守護神として日蓮宗・法華経の寺院で祀られることが多くここ雑司ヶ谷にある鬼子母神堂は、安産と育児の神様として広く信仰される、平成28年に国の重要文化財に指定された。

 

鬼子母神堂に鎮座する小さな神社武芳稲荷(たけよしいなり)神社。御祭神は宇迦之御魂神を祀った神社。鬼子母神堂が造られる前から鎮座し、このお稲荷様があったことから稲荷の地と呼ばれていた。

赤い鳥居が並ぶ姿はは、ちょっとした幻想的な光景が目を引く。

鬼子母神前駅を出ると池袋の街並みが近づいてくる。

都電雑司ヶ谷駅。

駅周辺は開発地域なのか建築工事が展開されている。

サンシャイン60が颯爽と姿を現す。

踏切りを超え細い通りを抜けると、首都高速池袋線の下に東池袋四丁目駅が現れる。

道路を挟んで上下線の駅がそれぞれ設置されている。

三ノ輪駅方面には人が通れるくらいの幅しかない道を走る。

都電荒川線をすれ違いざまに撮影。

池袋ビル群の前には住宅が並ぶが、新しくビルを建築するのか工事車両が入り作業している。

ここの広場はかつて造幣局があり、現在跡地には、東京国際大学キャンパスが建設され、敷地は防災公園IKE'•SUNPARKとして整備され、天気の良い日は多くの人で賑わう。

防災公園近くにある向原駅。

向原駅を出発する都電荒川線。動画でご覧ください。

この先は道路も整備されており、車通りになっている。

大塚台公園。少し走ると線路沿いに公園が現れる。ケヤキやイチョウが植林され、ソメイヨシノやツツジ、アジサイもあり、春から夏にかけて華やぐようだ。

SLが展示されている。

昭和48年に函館から運ばれて来たようです。C58は北海道で昭和51年まで走っていたそうだ。

この先大塚駅のようだが、脇道に入ってみる。

天祖神社は昔の巣鴨村、今の巣鴨周辺の鎮守さまで、伊勢の皇大神宮の神さまとして、お祀りしたのが最初だと伝えられている。御祭神は天照大御神。

創立は700年前伊勢の皇大神宮の御分霊を観請したことが始まりとされている。御社殿は現在改修工事中だった。

お参りする人も多数いるようで、たくさんのおみくじが結ばれている。

細い路地には飲食店や商店が並ぶ。

都電荒川線は駅ビルと商店街の間を走り抜けている。

大塚駅は山手線の駅も乗り入れている。

駅前には大きな商業ビルがあり、賑やかだ。

都心を抜けこの先下町へと向かう都電荒川線。

線路沿いに多くの人が行列している。

おにぎりの有名店「ぼんご」。ぼんごは創業60年の老舗おにぎり屋。テレビや雑誌などマスコミでもお馴染みの人気店でした。

大塚駅を出るとマンションが立ち並ぶ道路だ。

都電荒川線の駅に入るにはこうした歩行者専用通路が多いね。

巣鴨新田駅。

駅の横は区立高校。通学には便利。

踏切りを渡り線路沿いを走る。

沿線の道路は途中で途切れ踏切を横断しながら線路沿いを走る。

目的地駅の庚申塚駅。駅に直結している売店がある。

おしるこやおはぎ、饅頭にアイスクリームが売られている。

ベンチに座って休憩しながら食べられるようになっている。抹茶と一緒におはぎでも食べて、都電を待つのは風情があるね。

都電荒川線で巣鴨地蔵商店街やとげぬき地蔵尊高岩寺に行くには、この庚申塚駅がいちばん近い最寄りの駅だ。

駅から商店街に行く途中に、猿田彦大神庚申堂という庚申塚がある。庚申塚駅の名の由来はここなのか!?

(巣鴨地蔵商店街ホームページより紹介)

 

ここは中山道板橋の宿場にも近く、右に向かえば花の名所「飛鳥山」、紅葉の王子にでる王子道の道しるべを兼ねた庚申塔が建っていました。庚申塚は広重の浮世絵にも描かれています。現在は庚申堂に猿田彦大神を合祀しています。猿田彦大神とは日本神話に登場する神様です。天孫降臨の際に道案内をしたということから、道の神、旅人の神とされるようになり道祖神と同一視されました。

 

巣鴨の庚申塚は、猿田彦大神を祭神とする庚申塔を奉安するお堂で、現庚申堂は1657年に建立され、昭和51年に再建した。

 

巣鴨庚申塚は江戸時代中山道の立寄り場として栄え、旅人の休憩所として簡単な茶店も設け、場所を指す地名として発展した。庚申塚では人足や馬の世話をしており、江戸名所図会でそれらの様子がにぎやかに描かれている。

 

庚申塚駅から高岩寺まで続く巣鴨地蔵商店街は全長780m、約200店舗が軒を連ねる人情商店街。和菓子や洋菓子、煎餅やパン屋など名物店も多く人が絶えない賑やかな商店街だ。沿線の魅力を探しに途中下車して、散策してみよう。

とげぬき地蔵尊の名で知られる高岩寺は、1891年に移転してきた。

その後祈願するとご利益があるとされ、江戸時代大名屋敷の女中が針を誤飲して、地蔵菩薩の御影を飲ませたところ針を吐き出すことができたことから、とげぬき地蔵と呼ばれるようになったと伝えられている。病にも効果があるとされ高齢者を始め、多くの参拝者が訪れる。

 

今回の鉄道沿線ランニング、都電荒川線は都心から下町へ向かう区間、若者の街からお年寄りの街へと様変わりする風景は興味深い。大塚駅あたりから急に年齢層が変わり、街の風景も変わったような気がしました。庚申塚駅の先には王子駅や荒川遊園、尾久や町屋など、どっぷりとつかった下町に向かって行く。この先の沿線もぶらっと走って小さな名所を発見しに行きたいと思いました。

 

HIS

 

 

 

 

 

               (-。-*)  

都電て昔は渋谷や銀座、青山にも路線があったそうね

 

 

(。´-ω-)

地下鉄やバスの発展で財政困難で廃線になっちゃったんだ

 

 

               (- - *)  

     でもなぜ荒川線だけが残ったのかしら

 

(# ̄∀ ̄)b この路線だけ軌道が道路から分かれてたからだよ

電車が安全に走行できるようキチンと整備されてるからね

 

 

 

                                                                (-" -*)      

     車両はレトロなものから新型車両まで様々ね

 

(。 ̄▽ ̄)ノ 見てて楽しいよね 

ライトレールと違いカラーも形もみんな斬新で個性的

 

 

               (−−๑)  

   期間限定車体トッピング広告っていうらしいね

 

(。´-ω-)

ラッピングだっちゅーの!ラーメンじゃないんだから