真岡鐵道のSLに乗って観光名所巡り。真岡や益子に行くなら、常総線・真岡鐵道一日自由きっぷがお得。

こんにちはakihiroです。

今回は、真岡鐵道に乗って真岡周辺の名所を訪れる旅を紹介します。真岡鐵道は先日、鉄道沿線ランニングシリーズの記事の中で紹介しました。真岡周辺は、イチゴの生産量が日本一を誇り、歴史的建造物など名所も多い。鉄道の街として知られ、土日限定でSLが運行しており、沿線を旅する他、SL乗車も楽しめる鉄道路線です。見どころ満載な真岡鐵道沿線を旅するのに、お得なきっぷを探してみたいと思います。

真岡鐵道沿線ランニングの過去記事です。

真岡鐵道といえばSLが思い浮かぶ。運行は土日祝日限定とした運行になっており、乗車するには乗車券の他、SL整理券（全席自由席　大人500円小人250円）が必要だ。当日購入することも可能であるが、定員数に達した時点で販売中止となるので、事前に予約して、購入するのがおすすめ。SLに乗って真岡や益子を旅しよう。

◆SLもおかの停車駅と運行ダイヤ

SLもおかの動画をご覧ください。

さて、この真岡鐵道は、真岡や益子を旅するのにお得なフリーきっぷが出ている。関東鉄道常総線と真岡鐵道が一日中乗り放題の共通一日券だ。常総線の取手駅〜下館駅、真岡鐵道の下館駅〜益子間が乗り放題のきっぷが、土休日や年末年始など期間限定で発売されている。

関東鉄道常総線はこんな電車。

【常総線・真岡鐵道線共通一日自由きっぷ】

利用日:土曜日・休日・年末年始

※4/1～5/31・7/1～8/31・11/1～1/31の期間は、平日でも利用可能。

有効期間:利用開始日当日のみ

発売日:利用開始の7日前から

利用区間:常総線全線・真岡鐵道線

ねだん:大人2,300円小人1,150円

発売箇所:常総線有人窓口（取手駅、戸頭駅、守谷駅、新守谷駅、水海道駅、下妻駅、下館駅）

真岡鐵道の普通列車はこんな電車。動画をご覧ください。

関東鉄道常総線の、取手駅〜下館駅間の運賃は1,540円。真岡鐵道の下館駅〜茂木駅間の運賃が、1,050円なので合わせて2,590円。片道利用するだけで290円もお得。帰りの運賃が完全にタダになっている。つまり往復すれば2,880円も安く、割引率だけなら、今までのお得きっぷの中では一番高く破格な安さだ。

共通一日自由きっぷと、SL乗車券片道分と合わせ、2,800円でSLに乗って沿線巡りがお得にできる。下館駅からSLに乗り茂木まで行き、帰りは途中下車しながら名所巡りをすれば、楽しい旅行ができそうです。以下の観光スポットは、以前筆者が沿線ランニングで立ち寄った名所で、過去記事で紹介したものです。重複しますが改めてご覧ください。

二宮尊徳資料館。入館は9時〜16時30分。月曜日が休館で入館料は無料。真岡鐵道久下田駅から車で約10分。

二宮尊徳は1787年現在の小田原市の農家で生まれ、通称金次郎という。幼い頃両親を亡くし、伯父のもとに引き取られ暮らすことになった。金次郎は日夜一生懸命学び、働き24歳の時に独力で一家を再興させた。また、小田原藩家老服部家の立て直しにも成功し、高い才能を認められ、現在の真岡市の復興の命を受け、一家揃って桜町陣屋に転移した。

尊徳のいた頃の陣屋は、周囲を土塁で囲まれた中に、主屋や長屋、書物蔵などが建っていた。陣屋はその後敷地が今市報徳二宮神社が、建物は下野報徳本社が管理することになり、昭和7年に国の史跡に指定された。整備事業は、当時の記録を基に尊徳の居住していた時代の水路、水田などを修復し復元し、主屋は増改築を繰り返し現在の建物に至っている。

二宮尊徳を祀る桜町二宮神社。

二宮尊徳没後50年の1905年に尊徳の霊を祀って桜町陣屋内に創建された。その後1936年に資料館の隣の場所に移り、社殿も改築した。毎年二宮尊徳の命日11月17日に祭礼が執り行われている。尊徳のお墓は神社近隣にある蓮城院にある。

二宮尊徳桜町陣屋の詳細はこちら。

鉄道の街として知られる真岡駅。

真岡駅はＳＬの形をしている。

車両基地にもなっており、新旧たくさんの車両が停車している。

駅に併設されているＳＬキューロク館。

SLが２両展示されている。

D51形蒸気機関車は、D50形の改良機として1936年〜1945年の間に1115両が製造された、日本を代表する機関車。

この貨物は手前からワフ15形貨物緩急車、ワ11形木造有蓋貨物列車、ト1形無蓋貨物列車。ワフ15形は明治43年製造。列車にブレーキが搭載された車両で、貨物を積載する車両に車掌や制動手が乗り込む場所が取りつけてある。緩急車の中でも最も古いものの1両。ワ11形は、木造有蓋貨物列車。

昭和初期に新潟鐵工所で製造された車両。展示されている貨車は木造車体の車両で、現存する日本最古のもので、積載重量10トンの小型有蓋貨物列車。ト1形は積載重量10トンの小型無蓋貨物車。昭和15年に日本車輛で製造された貨物車。

SLキューロク館の情報はこちらのサイトから。

焼き物の街益子。益子駅は関東の駅100選に選ばれている駅。観光客の玄関口として整備され、益子町観光協会が併設されている。

いちご農園は数多く点在する。ここのいちご農園は11種類のいちごを栽培しており、時間に制限がなく、いちご狩りが楽しめる。

金運や縁結びにご利益がある、パワースポットと知られる大前神社。北真岡駅より徒歩で約15分。

大前神社は、1500年以上の歴史がある古刹である。安土桃山時代の末期に建設された本殿は色とりどりの鮮やかな色を取り入れた、彫刻豊かな造りになっている。御祭神は福の神様でだいこく様・大己貴神(おおなむちのかみ)とえびす様・事代主神(ことしろぬしのかみ)で開運招福の神様で、病気治癒や縁結び、厄除け、家内安全などにご利益があるとされている。