こんにちはakihiroです。
株主優待で旅行に行こうシリーズは旅行関連株を購入して、株主優待をゲットして旅行しようという企画でした。2019年に11社の株を安い株価で購入し、値上がり益も狙いましょうということで、その後値動きをチェックしながら、シリーズを進めて行きましたが、直後に世界中がコロナ禍になり旅行どころではなくなった。
このシリーズも中断し保有株も塩漬けに。ようやくコロナも収束し世間も旅行気配が戻り、堂々と旅行することが出来るようになりました。低迷していた鉄道、航空、旅行会社も回復し、気付いて見れば株価は上昇。保有株も総額で利益が乗ることに。先月の権利落ち日に全保有株を売却しプラスで売り切った。
株式の売却益が21,800円..配当金4年総額で106,950円、合計で128,750円、税引後約100,000円というまずまずの成果でした。株主優待も毎年貰えたし、このシリーズも無事終えることができた。
株主優待もチケットショップに持っていけば結構な金額になるだろうけど、せっかくもらった優待だし、チケットショップに持ち込むのはこのブログには合わないし本意ではないので、どんな格安な旅行ができるのか計画を立てて見ることにしました。
特にJR東日本は運賃料金の4割引ということお得な割引なのせ、鉄道旅行を考えてみた。
JR東日本の株主優待は以前は2割引券が2枚で1枚づつ往復で使えたと思うが、現在は4割引が1枚になっている。1枚なので片道乗車券と特急列車が1乗車。特急を乗継ぐ場合は乗継ぐ特急の料金がかかります。
使い方は往路をJR、復路を航空機かその逆でもいいということです。
4割引になるので、できるだけ割引額が高くなる遠い場所の方がいいというのが、一般的な思考だろうか。有効区間のJR東日本になるのでもし東京駅発なら青森駅や秋田駅ということですね。東京駅から青森駅までの乗車券・特急券は17,670円。割引かれて10,600円。秋田駅なら東京駅から乗車券・特急券は18,020円の4割引で10,810円だ。
しかし良く考えると青森も秋田もどちらも「えきねっとトクだ値」という割引きっぷがあり何かお得感が半減する。
通常運賃・料金 17,670円
株主優待 10,600円
トクだ値25%引 13,090円
東京⇒秋田駅 こまち号
通常運賃・料金 18,020円
株主優待 10,810円
トクだ値30%引 12,460円
もし期間限定お先にトクだ値スペシャルの50%引きのきっぷの購入が可能なら優待の方が高くなってしまう。
ならばやはり新幹線から在来線に乗り継ぎ、できるだけ長い区間の乗車券にすることで、トクだ値と比較できないようなお得なオリジナルきっぷをつくればいいんじゃないのか。
できるだけ片道乗車券を長くして割引額を多くし、お得感を出すのはやはりコレしかないな。
最大限割引を出すのは一筆書き乗車券にしてほぼ往復にしてしまえばいいのだよ。
以前記事にした一筆書き乗車券だ!
「青春18きっぷVS一筆書き乗車券 東日本ぐるっと1周各駅列車の旅」
ここで作った日程で東京駅発で青森〜弘前〜秋田駅〜酒田〜新潟〜大宮駅にすれば一筆書き乗車券にほぼ往復が出来上がり。
東京駅
➡︎ 奥羽本線
➡︎ 奥羽本線
➡︎ 奥羽本線
➡︎ 羽越本線
➡︎ 上越新幹線 とき号
大宮駅
通常運賃料金
乗車券 東京駅➡︎大宮駅
16,280円
7,330円
4,830円
この経路で行けば普通運賃・料金の合計は28,440円で有効期間は9日間。割引なしでも東北1周してこの価格なら安いですね。しかしここから株主優待4割引で、乗車券と新青森駅までの新幹線の特急料金が4割引になります。
乗車券16,280円:4割引 9,770円
新幹線(はやぶさ)7,330円:4割引 4,390円
新幹線(とき)4,830円:割引なし
合計18,890円!
東北を1周して新幹線を2路線利用。最大9日間旅行して交通費18,890は安い!
しかもこの路線、在来線の途中駅に弘前や鶴岡、村上など観光名所があり見所も満載です。途中駅の名湯であるお好みの温泉旅館などに宿泊して旅を盛り上げたい。HISの株主優待は2,000円の割引優待を受け取れる。12,000円以上の宿なら1,000円引で利用できるから、12,000円の宿を2泊すれば2,000円利用できる。気に入った宿があればHISの優待を利用してホテルを予約してもいい
しかし、この路線は以前記事にしたコースだ。毎回ただ遠くへ行けばいいというわけではない。もっと大自然の中を走り、橋梁から絶景を眺めることができるローカル線に乗ってみたい。そしてもらった優待を最大限活用する。
絶景の秘境を走るローカル線といえば只見線だ。只見線は2011年新潟、福島の豪雨により橋梁が流失し、不通になり11年間という長期にわたって運休しました。しかし2022年に復旧し全線で開通し会津若松ー小出間を運行しています。
てなわけで考えたのが、常磐興産でいただいた優待をスパリゾートハワイアンズで使い、ホテルハワイアンズに優待割引きで宿泊する。翌日いわきから磐越東線、磐越西線に乗り、大自然の秘境を走る只見線に乗り、上越新幹線で帰ってくるというルートだ。区間が重複しないように一筆書き乗車券にする。
⬇︎ 特急ひたち号乗車
⬇︎ 磐越東線
⬇︎ 磐越西線
⬇︎ 只見線
⬇︎ 上越線
⬇︎ 新幹線とき号乗車
大宮駅
これで一筆書き乗車券の出来上がり。乗車運賃は10,670円。特急料金はひたち号2,550円。ときの方は3,170円だから高い方のときを4割引に使えば良い。運賃は4割引で6,400円。ときの特急料金は4割引で1,900円。合計10,850円の交通費で旅行できる。ハワイアンズの優待は無料入場券が3枚もらえる。そして宿泊割引券が1枚もらえていちばん安い日で3名1室1人8,195円で宿泊できる。
2泊目以降はHISでもらった優待を使い割引で宿泊すれば無駄なく消化できる。
ちなみにハワイアンズには都心から直通バスが出ている。ハワイアンズまでバスで行って、2日目以降は鉄道旅行にしても安上がりになる。その場合は下記のようなルートの一筆書き乗車券になる。
⬇︎ 磐越東線
⬇︎ 磐越西線
⬇︎ 只見線
⬇︎ 上越線
⬇︎ 新幹線とき号乗車
東京駅
このようにすると、乗車運賃は8,910円の4割引で5,340円。ときの特急料金は4,470円の4割引で2,680円。合計8,020円の交通費で旅行できる。
ハワイアンズの宿泊費が8,195円。HISの割引優待を利用して12,000円以上の宿泊費で1人分1,000円が割引き。2泊3日で交通費を合わせ30,000円以内で旅行ができリーズナブルだ。
さてハワイアンズに宿泊した翌日の宿泊先だが、磐越東線と磐越西線で会津若松を目指す。この場合、乗継ぎがスムーズに行くのは次の通り。
①8:30発 10:10着10:15発 11:21着
②13:27発15:37着16:15発17:21着
①の場合は2日目のスパリゾートハワイアンズに入館しないで、朝出発。会津若松を昼前に到着するので、午後に時間をかけて観光できる。
②の場合は午前中スパリゾートハワイアンズで遊んで午後に出発。会津若松観光は翌日の午前中にして、午後只見線に乗り秘境路線を観光する。
①②とも会津若松に宿泊し、会津若松駅から小出駅に行く区間の只見線は下記のような発着時間になる。
①6:08発 10:41着
②13:05発 17:47着
③17:00発 21:26着
朝6時8分に出発すれば途中下車して観光可能。7時間後の小出行きに乗れば、浦佐駅18時発の新幹線に乗車できます。
ただ朝6時半出発は早いね。
もちろん3泊でも4泊でも時間があれば日程を増やしても良い。4年間で頂いた配当金と売却益が100,000円もあるのだ。交通費と宿泊費を支払ってもまだ7万円以上もあるからもっと日程広げて計画出来るね。