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格安航空券発行の航空会社は大手航空会社より得なのか

今回は、格安航空券を発行する、航空会社の路線便を利用するとお得なのか調査します。

 

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ソラハピ

 

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こんにちはakihiroです

今回は格安航空券発行の航空会社(LCC)と、大手航空会社のJALANAと比較してお得感を調査してみたいと思います。

 

(この記事は4年前にレポートしたものを、2023年10月5日現在で改めて調査し、改訂版として書きました)

 

航空業界は格安航空券で価格競争

1.あなたは航空機派?鉄道派?

航空機の記事は今回でまだ4回目ですが、記事になりそうな格安航空券などの、おすすめチケットは結構あるのでしょうね。

 

わたしも飛行機嫌いの「飲み鉄ラー※」だから、鉄道記事ばかりになってしまうのですが。

 

※ 鉄道を乗りこなしている人。且つ酒を飲みながらの鉄道旅行が好きな人のこと。飲み鉄と鉄ラーの合体版

 

それにしても鉄道マニアは「鉄ちゃん」と言うけど、航空機マニアは「航ちゃん」とでもいうのか?

 

乗るのが好きだったり、見るのが好きだったりで「乗り航」「見る航」なんかに分かれたりして。あと飲みながら航空機旅行が好きな人は「飲み航」とかね(笑)

 

まあ航空機で酒を飲みながら行く人ってのは、国際線なら分かるけど、国内線はあまり見たことないねえ。よっぽどの酒好きなんだろね。缶ビールショート缶1本なら機内で飲んだことあるけど。

 

それはともかく、前日に書いた記事「格安チケットで空の旅」で、ANAJALの格安航空券を調査しました。

 

 

両社とも搭乗75日前までに予約すると格安になるなど、早期割引きで通常料金よりも1/3の料金になるものもあります。

 

しかし近年多くの航空会社が参入してきて、ANAJALの早割り航空料金も凌ぐ格安航空券も出て来ています。競争激化により航空運賃が値崩れしている気配が漂いますね。

 

2.謎の激安航空会社春秋航空

前回の記事の最後に春秋航空という何やら怪しげな航空会社の料金が安く、今度調査してみますと書きました。

   ⬇︎ ⬇︎

春秋航空運賃大人1人 

成田 ➡︎ ✈️ ➡︎千歳 3,760
成田 ➡︎ ✈️ ➡︎広島 3,980
成田 ➡︎ ✈️ ➡︎上海7,000円

 

10月の時刻表からですが、以前はなぜか成田〜佐賀という路線がありましたが、現在は廃止されたようです。まず運航されている2便を掲載します。成田〜千歳間は下記の便の他、曜日指定により運航しています。

3.成田発着の国内線は2区間のみ

春秋航空時刻表】

東京(成田)➡︎➡︎ 千歳  08:25 10:10 毎日

東京(成田)➡︎➡︎ 千歳  17:15 19:00 毎日

千歳 ➡︎➡︎東京(成田) 10:55 12:35 毎日
千歳 ➡︎➡︎東京(成田) 19:55 21:35 毎日

 

東京(成田)➡︎➡︎ 広島  07:15 09:10 毎日
東京(成田)➡︎➡︎ 広島  16:10 17:55 毎日

広島 ➡︎➡︎東京(成田)  09:55 11:25 毎日
広島 ➡︎➡︎東京(成田)  18:45 20:15 毎日

 

 

春秋航空は本社が上海にある中国の航空会社のようです。成田発着の中国への国際線が羽田や成田、大阪、名古屋などで発着しています。

 

そして、国内2路線の10月31日までの運賃体系は以下のようになっています。

4.利用条件が厳しいが格安なラッキースプリング

 

【スプリングプラス】【スプリング】【ラッキースプリング】

成田 ➡︎➡︎ 新千歳    7,760円〜  5,760円〜 3,760円〜
成田 ➡︎➡︎ 広島        7,980円〜  5,980円〜 3,980円〜

 

持ち込み荷物は7kgまでで、予約の変更やキャンセルの場合、払い戻し手数料がかかり、搭乗日までの日により段階的に金額が変わります。ラッキースプリングの場合、搭乗日7日前にキャンセルするとチケット代の80%を支払わなければなりません。

 

春秋航空の便が格安なのは良くわかりました。春秋航空は国内線が現在2路線しかなく、他の路線での比較はできませんので、東京〜新千歳間で、他の格安航空会社(LCC)との比較で調査してみます。

 

航空会社はどこがいちばんお得?

1.安値上位には格安航空会社便がズラリと並ぶ 

 

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画像Aはまだ先ですが東京(羽田/成田)ー札幌(新千歳空港)2024年3月29日(金)の空席状況です。春休みになり旅行シーズンを迎える春先。まだ寒いですが札幌行きを見てみます。

 

 【画像A】

 

 

最安値はjetstar14時40分と17時50分発の6,990円。少し時間は遅いが、午前中ならば、8時10分に7,690円の便がある。安い便の上位はJetstarで次にpeachと、更にSkymark、Airdoと続く。ちなみにJALの最安値は19,660円。ANAは19,740円だ。

 

春秋航空は3ヶ月前からが予約開始になるようなのでまだ空席状況がわかりません。が、ラッキースプリングの3,760円で予約取れればほんとにラッキーだから、発売開始日をねらいたいですね。

 

では春秋航空も予約可能な日で見てみます。画像Bの12月28日(木)は年末年始の休暇になる直前の日です。

 

 【画像B】



 

ここでも最安値は15,690円のJetstarだ。春秋航空は2番目に安い15,740円。その後にPeachが続き、JALが23,000円代で健闘。ANAの最安値は27,000円代だ。SkymarkやAirdoも27,000円代が安値だが、格安チケットは売れてしまったのだろうか?

 

それにしてもJetstarや春秋航空に比べ10,000円の開きがある。4年前に調査した時よりもJetstarがかなり幅を利かせてきてます。

 

2.春秋航空よりも安いJetstarとはどんな航空会社!?

 

ジェットスター」はオーストラリアにある会社で、カンタス航空の完全子会社です。

 

国際線は成田、名古屋、大阪(関西)沖縄(那覇)発着で上海、香港、マニラ、ケアンズなどの路線便があります。国内線は成田ー大阪(関西)新千歳、福岡、那覇他多くの路線便です。

 

価格も成田発着で各空港、関西3,970円〜  新千歳4,980円〜 福岡5,580円〜  那覇6,380円〜他社に引けを取らない価格となっています。

 

というより、他社よりも10%安い価格を約束してくれるそうです。最低価格保証の対象となる他社の価格から10%引きの価格でご提供しますとの文言があります。

 

エコノミークラス「Starter」運賃であることが条件で、比較対象となるのにフライト条件は色々とありますが、一般向けに販売されているもので、エコノミークラスであったり同一日時や目的地、時刻が近いものであったりと基本的に各社の最安値価格を上回らないようにしているということでしょう。

 

格安の「Stater」のキャンセルは原則不可、変更には手数料がかかります。価格の安いスタンダードなので、手荷物に費用がかかったりします。費用ががかからないものは運賃タイプが高めの設定でサービスが充実しています。

 

高めのの運賃タイプのものからサービスが手厚くなり、低くなればなるほど薄くなり、キャンセル料が高くなったりするのは、各航空会社共通のようです。

 

運賃タイプについてはJetstarのサイトより抜粋します。

 

・エコノミークラス「Starter」運賃: オプションなしの基本運賃。できるだけ旅費を抑えたいという方におすすめです。

 

・エコノミークラス「Starter Plus」運賃: オプションセット「ちゃっかりPlus」付き運賃。手荷物の預け入れや座席指定など、人気のオプションをご利用いただけます。

 

・エコノミークラス「Starter Max」運賃: オプションセット「しっかりMax」付き運賃。「ちゃっかりPlus」のオプションに加えて、フライトバウチャーでの払い戻しなどにも対応しています。

 

エコノミークラス「Starter FlexiBiz」運賃: オプションセット「フレックスBiz」付き運賃。ビジネスニーズにより柔軟に対応したJetstar Business Hub(ビジネス出張サイト)でもご利用いただけます。

 

ビジネスクラス「Business」運賃: ビジネスクラス基本運賃。お食事や映画を楽しみながら、優雅な空の旅を満喫いただけます。

 

ビジネスクラス「Business Max」運賃: オプションセット「しっかりMax」付きビジネスクラス運賃。払い戻しなどにも対応し、ジェットスターの運賃タイプの中で最も充実したサービスをご利用いただけます。

 

jetstarは運行路線や便も多く、最安値運賃も安いです。他の航空会社にも引けを取らない。

 

3.国内線格安航空会社の伏兵peach

 

jetstarに対抗するのはANA連結子会社にあるpeachだ。この会社もかなり格安チケットで数年前から国内便に参入してきている日本を代表する格安の会社だ。

 

4年前に調査した時の最安値運賃はpeachの方だったが、早く売れてしまうからか、そもそも格安の席が少ないのか分かりませんが、今回調査では安い価格の空席は少なかったですね。しかし、各路線便かなり安い価格から販売されています。

 

価格は3つの運賃タイプ。

手荷物預かりなどオプションがなく、シンプルかつリーズナブルでとにかく節約したい方におすすめのシンプルピーチは最安値3,990円〜。

 

座席指定や手荷物預け、変更や払い戻しが可能な基本的なオプションが付いたバリューピーチは最安値が6,890円〜。

 

手荷物を2個以上預ける、キャンセルは全額払い戻しになるなどバリューピーチよりも充実したサービスが受けられるプライムピーチは最安値が9,370円〜。

 

 

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成田発着の国内線の航空運賃体系は次のようになってます。

東京(成田)➡︎ ➡︎ 新千歳

【シンプルピーチ】【バリューピーチ】【プライムピーチ】
4,990円〜31,390円8,190円〜36,790円10,670円〜39,270円


大阪(関西)➡︎ ➡︎ 東京(成田)
【シンプルピーチ】【バリューピーチ】【プライムピーチ】
3,990円〜18,890円 6,890円〜24,190円9,370円〜26,670円


東京(成田)➡︎ ➡︎ 福岡
【シンプルピーチ】【バリューピーチ】【プライムピーチ】
5,590円〜33,990円 8,590円〜36,190円11,070円〜40,670円

  
東京(成田)➡︎ ➡︎ 奄美
【シンプルピーチ】【バリューピーチ】【プライムピーチ】
6,890円〜39,590円 10,190円〜45,190円12,670〜47,670円

 

東京(成田)➡︎ ➡︎ 沖縄(那覇
【シンプルピーチ】【バリューピーチ】【プライムピーチ】
6,390円〜37,190円 9,690円〜42,190円 12,170円〜44,670円

 

確かにjetstarの方が最安値は安い。しかし、他社よりも10%引で提供していますというが、最安値は数10円しか変わらないのだが、これを提示して証明すれば割引になるのだろうか。何かカラクリがあるかもしれませんが、それはともかく、どちらも安いからそれは認めたい。

 

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格安航空会社はやっぱりお得なのか

1.それでもANAJALの国内線を選んでしまう

 

今回取り上げた航空会社3社の最安値価格はANAJALよりも格安でした。国内の2大航空会社を利用したいとは思いますが、最安値の格安航空券は魅力的。

 

何せ大阪が3,000円台、札幌が4,000円台、沖縄が6,000円台ですからね。遠い地だという感覚でしたが、この価格ならとても身近に行けるものだと感じます。

 

とは言え、どの日でも必ずこの価格のものがあり、予約もすぐとれるということではないのです。というか、最安値で販売されている日は通常期の平日にありますが、今回調査した平日はピーク期ということで価格が高くなってます。それでも格安航空会社の運賃は割安で12月28日は15,000円台という価格が「ピーチ」春秋航空にありました。JALの安値は23,000円でした。

 

8,000円の差は大きいと思いますが、2大航空の国内便の東京発着は全て羽田空港というところなんですよね。

2.格安航空会社の国内線の東京発着は全て成田空港

千葉県に住んでいる方は便利でしょうけど、東京に住んでいる人や東京に会社のある会社員が出張に行くには成田空港はちょいと不便です。

 

8,000円安いから格安航空会社を利用して行こうと思っても、成田空港まで行く時間と交通費がもったいない。

 

東京から成田エクスプレスや京成スカイライナーを利用する料金がかかってしまいます。

 

預かり手荷物も一個20kgまでなら無料なので、利用条件なども優位な部分が多いです。

 

金額に開きがある時でも、空港までの交通費や手荷物の量、取り消し手数料などのリスクも考えながら、格安航空会社を利用したいですね。

 

しかしホントに連休の旅行に最安値価格の空席があれば、予約して旅行に行ってみたいです。格安航空券サイトの最安値価格を予約して旅行に行きましょう。

 

格安航空券はこちらのおサイトで検索できます。

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飛行機が苦手なアッキー

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