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ノスタルジックな宿場町探訪④ 木曽街道妻籠宿編

バスのる

こんにちはakihiroです。

先日妻籠宿のある木曽路を観光に行きました。旅行記については「妻籠宿 江戸時代の町並み散策」で記事でお伝えしました。今回は妻籠宿を散策した町並みの様子を、画像を交えて報告する「ノスタルジックな宿場町探訪」シリーズの4回目としてお伝えします。

 

 

 

妻籠宿とTAOYA宿泊旅の過去記事です。

妻籠宿の情報はこちらの公式ウェブサイト。

妻籠宿公式ウェブサイト

 

 

 

妻籠宿は中山道69次のうち江戸から数えて42番目の宿場。交通の要衝として賑わい、今も歴史の面影を色濃く残しながら人々が暮らす宿場町だ。

 

 

妻籠宿。江戸時代、中山道と伊那街道が交わる交通の要衝として栄えた。

 

妻籠宿の見どころの案内図が掲示されている。妻籠宿には伝統的建造物223件、田畑や樹木、岩など環境物件13件が存在し国指定の特定物件とされ、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

 

妻籠の人たちは町並みを守るために家や土地を、売らない・貸さない・こわさないを中心とする住民憲章をつくり、ここで生活しながら江戸時代の宿場の姿を伝えている。

 

全国町並み保存地区発祥の地として、貴重な財産が保存されている。

車を駐車場に止め階段を上がっていくと妻籠宿場町の通りに出る。

田丸屋。通りの左側は上り坂になっていてすぐにお土産店があった。

坂道を上がっていくと水車小屋が目に止まる。

 

水車小屋。ミニ発電所になっている。

水車小屋の坂道を上がり上から見た風景。

 

更に坂道を上がっていくと、鯉ヶ岩と呼ばれる大きな鯉の形をした大岩がある。明治24年美濃の大震災で移動したため形が変わってしまった。附近の烏帽子岩・兜岩と共に三大岩として有名な岩だ。

 

鯉岩。大きな鯉の形をした岩で中山道三名石の一つ。

 

この先は妻籠宿の入口になるので来た道を引き返す。散策ルートで町並みを見学する。

 

建物は出梁により2階を張り出した切妻造平入が特徴で、江戸時代末期から明治時代にかけて再建されたものが多く大規模な建物が多い。

 

妻籠宿本陣。島崎藤村の母の生家で島崎氏が明治に至るまで本陣、庄屋を兼ね務めた。

 

代々脇本陣・問屋を務めた家で現在の建物は明治10年に建て替えたもの。島崎藤村の初恋の人と言われる「ゆふ」さんの嫁ぎ先でもある。

 

脇本陣奥谷。国の重要文化財。歴史資料館では南木曽町や木曽路の歴史、町並みなどの資料を模型や映像を用いて展示している。

▼脇本陣奥谷・歴史資料館 入館料:大人600円

休日だということで観光客が多いね。外国人観光客も結構いた。

妻籠郵便局には郵便史料館が併設されており、島崎藤村夜明け前に開局当時の様子が描かれている。郵便に関する資料の展示がされている。

 

妻籠郵便局。町並みに合わせた古風な造り。黒いポストは投函できるように設置されている。

今は使われてない民宿なのだろうか。案内図には載っていない宿だ。

民芸品や工芸品などお土産が陳列されている。

ぎんもくせい。神官・矢崎氏の庭木として代々愛されてきた巨木。長野県天然記念物。

 

地蔵堂と記されている堂内には直径2メートルほどもある自然石が設置されている。1813年光徳寺住職・中外和尚をはじめ村人たちが地蔵尊像の浮かび上がっている岩を蘭川から運んできて安置したもの。

 

延命地蔵堂。堂内に安置されている延命岩は汗かき地蔵と呼ばれ、常に岩が濡れているように見えることにある。

豊川稲荷大明神。

 

この石仏は昭和59年の長野県西部大地震で石段左手の石垣が崩れた際に発見され不思議な像が彫られているので、道祖神の一種と考え寺下住民がこの地に祀った。石仏の手に持つ巻物は智慧を意味し、文殊菩薩の化身で隣の拾得が手にする箒は行動を意味し、普賢菩薩の化身であると言われている(石仏寒山拾得像の案内板より)

 

 

石仏寒山拾得像。国内唯一される石に掘られた双体像は他に類例がない。

 

日本で最初に宿場保存事業が行われた寺下地区。妻籠宿保存の原点とも言うべき町並みがこの先に続く。

 

保存の原点寺下の町並み。

宿場松代屋。帳場が展示されており見学することができる。

 

下嵯峨屋。当初長屋であった。型土間に並列二間取の形式で、妻籠宿における庶民の住居を代表する形式をとどめている。

 

建造時の形式をよくとどめ、庶民の旅籠としての雰囲気をうかがうことができる。明治44年の解体復元によって江戸中期の建物と推定される。

 

上嵯峨屋。有形文化財に指定されている。


▼囲炉裏。家族揃っての食事や生活の場として様々に使用された。

味噌づくりの道具が展示されている。

間もなく妻籠宿の最終地点。

最終地点にある信州木曽の地酒販売店。

TAOYAで飲んだ地酒木曽のかけはしが並んでいる。

 

宿場町を訪れたのは今回で4回目ですが、どこの宿場町も特徴があり、それぞれで違った風景ががある。妻籠宿は保存地区発祥の地ということだけあって、江戸時代や明治時代に建てたそのままの町並みが残り、他の宿場町に比べノスタルジックな風情が色濃い。今回は連休という高速道路が渋滞する状態で、あまり時間がなくゆっくり見られなかった。周辺には大妻籠や城跡など歴史的な見どころがあるので、周辺スポットも訪れてみたかった。次回宿場町観光は時間に余裕を持って行くようにしたいです。

 

 

 

【妻籠宿へのアクセス】

 

【鉄道】

東京駅➡︎名古屋駅➡︎南木曽駅

JR東海道新幹線・特急しなの

約2時間40分

乗車券7,480円

特急券7,050円

 

新宿駅➡︎塩尻駅➡︎南木曽駅

JR特急あずさ・特急しなの

約3時間52分

乗車券5,170円

特急券4,480円

 

大阪駅➡︎名古屋駅➡︎南木曽駅

JR東海道新幹線・特急しなの

約1時間55分

乗車券5,170円

特急券5,400円

 

南木曽駅➡︎妻籠宿

バス約10分

タクシー約10分

徒歩約40分

 

【マイカー】

中央自動車中津川ICから木曽福島方面へ約30分

乗用車 駐車場500円/1日

 

【高速バス】

新宿➡︎(JR東海バス)馬籠➡︎神坂PA・徒歩20分➡︎馬籠宿➡︎(定期バス)妻籠宿

大阪梅田➡︎(阪急バス)駒場➡︎(路線バス)馬籠➡︎神坂PA・徒歩20分➡︎馬籠宿➡︎(定期バス)妻籠宿

 

【青空フリーパス】

フリー区間が広く飯田や鳥羽にまで広がっているが、妻籠宿以外のエリアも観光したい人におすすめなフリーきっぷ。

 

 

利用期間:土曜・休日及び年末年始(12月31日〜1月3日)

発売期間:通年

有効期間:乗車日当日限り

発売価格:おとな2,620円 1,310円

 

 

設定区間

 

 

この駅は南木曽駅の次の駅で田立駅。特急列車が止まらないローカルな無人駅。

田立駅。この駅から妻籠宿まで歩くと1時間以上かかる。

JR中央本線特急しなの。動画をご覧ください。

 

 

ノスタルジックな宿場町探訪の過去記事です。

 

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(。 •ω•)ノ       妻籠宿のある中山道は

山深い木曽路を通ることで木曽街道とも呼ばれてるよ

 

         

               (- 。 - *)  

中山道と伊那街道が交わる交通の要衝で栄えたそうね

 

 

(。 -ω-)   明治時代になって鉄道や道路が木曽川沿いに

造られて宿場としての機能を失ってしまったんだよ

 

 

 

                      (- - *)  

                  それで妻籠宿は衰退していったのね

 

 

 

(。 ̄▽ ̄)     でも妻籠の人たちは町並みを守るため

住民憲章をつくってここで生活しながら建物を保存してるよ

 

         

                (- ‿ - *)  

           全国町並み保存地区発祥の地として有名な宿場町ね

 

 

 

(。 ̄∀ ̄)b       世界的にも有名で外国のガイドブックや

メディアでも紹介されてるしね

 

    

 

                                                               (- -*)      

  そう言えば他の宿場町に比べて外国人が多かったね

 

 

 

(# ̄∀ ̄)b     うん最近ちょっとでも有名になると

外国人観光客が押し寄せて来るからね

 

 

                                                                        (-" -*)  

         観光地が発展して地域経済に効果が出そうだね

 

 

 

(。 -ω-)      最近ではゴミ問題や騒音なんかで

悪影響が出て問題になってる観光地もあるみたいだよ

               

 

 

               d(−−๑)  

           ウーバーツーリズムってやつね

 

 

(;´- ω- )     オーバーツーリズムだよ

黒いカバン背負った自転車の配達員達が、観光地を団体で走ってるんかい!