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初夏の南会津・日光旅 大内宿、日光東照宮歴史探訪

レンタカー

こんにちはakihiroです。

先日1泊2日で南会津と日光を観光してきましたので、旅行記をお伝えします。

 

今回の旅行は、福島県南会津にある宿場町、茅葺屋根の民家が並ぶ大内宿の見学と、日光周辺の観光を目的に、湯西川温泉に宿泊した2日間の旅です。湯西川温泉は駅からも遠く、観光地をあちこちみたいので、車の方が都合が良いと思い、家からマイカーで行くことにしました。

 

▼大内宿の茅葺き屋根の民家



本当はスペーシアXで行きたかったのですが、観光名所が駅から遠く時間がかかるので、マイカーで行くことにした。次回駅から近い観光名所に行く時に、是非スペーシアXを利用したい。

 

大内宿は渋滞がなければ、東北自動車道の浦和ICから3時間位で行ける距離だ。浦和ICから乗り白河ICで降り、大内宿のある南会津下郷まで下道で1時間。渋滞もなく、那須高原SAまで順調に走り予定通りの移動時間。降りる白河ICはこの先すぐだ。那須高原SAは割と大きなSAであるが、日曜日の朝ということなのか休憩する人もまばらだ。

連休ともなれば駐車場がいっぱいになり混み合いそうなSA。

川魚や那須のブランド牛や豚肉の串焼き、那須高原ミルクのソフトクリームが販売されている。

栃木県ということでイチゴを素材としたケーキやお菓子が並んでいる。

白河ICを降り、山道を登っていく。展望台があったので車を停めて景色を一望する。

天気が薄曇りのため大パノラマの眺望が見られなかったが、日光国立公園周辺の山々が広がる。

観光マップがあり周辺環境を確認できる。

下道もほとんど信号がなく白河ICから35kmある距離も、1時間もかからず到着。最初の目的地は大内宿だ。

大内宿観光案内所でカタログやガイドをもらう。

大内宿周辺の散策路案内板も設置されている。

観光バスが次から次へやってきて観光客を降ろしていく。

右側に大内宿があり、会津若松方面。左側は会津田島や湯野上温泉方面。大内宿は江戸時代に日光今市と、会津若松の道を結ぶ重要な宿場町であった。

この先は会津若松方面に抜ける道だ。大内は江戸時代会津と関東を結ぶ下野街道にある宿場で、旅人や商人など多くの往来があり発展した。しかし五街道ほどの整備は進まず、徳川幕府が幹線や、諸街道に対し支線といった意味合いで、脇往還や脇道として整備された。

 

大内宿は江戸時代の宿駅制度の中で、宿場町の面影を残し、宿場としては中山道にある妻籠宿・奈良井宿についで3番目に、国の重要伝統的建造物群保存地区選定を受けた。


大内は若松には16.5km、田島には20kmの距離があり、当時の1日の旅の行程は35km前後であるといったことから、大内宿は中宿にあたり昼食のための休憩の宿場であったようだ。

水路があり、旅人が足を洗ったり、馬に水を与えたり、住人の洗濯の場であったりする重要な生活用水だ。

このくぼみが洗濯などの洗い場であったと思われる。

ほとんど1階平屋建てであるが、2階の建物は宿泊所だったと思われる。

江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が並ぶ。

民家はほとんどがお店になっており、民芸品や特産品などのお土産店や飲食店。

民宿食堂。

花春酒造。

ここでしか販売してない大内宿の地酒。特別純米酒を買ってもらいました。

特製味噌に付けた大根やキュウリが絶妙な味わい。辛味噌やふき味噌などのセットをお土産に購入。

大内宿名物のねぎそばを出す店。そろそろお昼なのでそばでも食べたいが、どこも混んでいてどこにしようか迷う。

 

ネギですくって食べる、大内宿名物の高遠そばの店三澤屋。お昼ご飯はここに決める。平日だというのに、お昼前だが満席で30分待ちだった。この後さらに混雑して1時間待ちになっていた。

 

高遠そばは、会津地方で受け継がれてきたそばの食べ方。会津の殿様が信州高遠藩で育ち、会津藩主になって以来大根おろしで食べるそばを高遠そばと言っており、三澤屋ではそれに長ネギを箸がわりに用い、提供している。

ネギの甘辛い味とカツオ節の風味が混ざり絶品な味わい。

そばは歯応えがあってツユの出汁や辛味がよく絡んで旨い。

大内宿からいちばん近くにある駅は、全国でも珍しい茅葺き屋根の駅舎、湯野上温泉駅だ。風情のある景観の駅は東北の駅100選に選定されている。


駅舎内には囲炉裏があり、茅葺き屋根に集まる虫を撃退する役目を果たしている。

駅舎の隣には足湯があり、誰でも自由につかることができる。

遠慮なく入らせてもらう。湯加減がちょうど良くずっと入っていたい。普段走りまくっている足の節々が痺れて、血の循環が良くなってくるのがわかるね。

駅は上りと下りにそれぞれホームが設置されている。

ここで相互交換されるようだ。

その光景を動画でごらんください。

駅周辺は昔ながらの温泉宿が建ち並ぶ。

 

ここも中々の景勝地で、道路脇からこんな迫力ある光景が見られる。割れて見える岩は夫婦岩と言われる。恋愛、夫婦円満のパワースポットとして人気の景勝地のようだ。

次の目的地は塔のへつり。車で走って行くと渓谷が一望できそうな橋がある。

下を流れる川は阿賀野川ようだ。向こう側には会津鉄道の橋梁がかかっている。

こちら側には塔のへつりの景勝地が見える。

 

塔のへつりは大川羽鳥県立公園にあり、大川ライン最大の景勝地。100万年の歳月をかけて浸食と風化を繰り返しながらできた景勝地。国の天然記念物に指定されている。ちなみに「へつり」というのは、方言で危険な崖という意味。

ここのお土産店に車を置く。駐車場代300円。1,000円以上買えばキャッシュバックされる。

下に展望台があるのも変だが、この下に展望台があるようだ。

向こう側には見事な岩。

ここの吊り橋を渡って対岸のへつり側に出る。

30人以上が乗ると安定感がなくなり落下の危険性があるから、混雑時は注意しよう。

さっきこの場所を一望した赤い橋が遠くに見える。

洞窟のようになっている。

降りる前にあった会津天然マムシ売場の店がみえる。 

塔のへつりは駅がありここから徒歩で5分くらいの場所にある。駅は無人駅

緑に囲まれた自然いっぱいの駅。

ちょうどトロッコ列車が到着するようなので、ここの踏切で撮影する。

会津鉄道トロッコ列車の動画です。

 

今日泊まる宿泊施設は湯西川温泉にあるホテル湯西川。伊藤園ホテルグループの格安なお得な宿。通常料金は7,500円だが、カニとマグロの握りが食べ放題プランなので1泊料金は10,000円だ。今月は筆者と妻が誕生日月なので、誕生日割引が夫婦で各2,500円引きで、1泊料金は7,500円とリーズナブル。

窓からは景勝地が見られる渓谷側の部屋だ。

酒類飲み放題付きバイキング。カニやマグロの握り寿司も食べ放題。

 

翌日は日光東照宮を観光する。朝から雨が降っていたが、すぐに止むという予報。日光には何回も訪れたが、日光東照宮は小学校の修学旅行以来。東照宮は徳川家康を東照大権現という神として祀る神社。

 

日光山輪王寺は奈良時代に創建された大本山で、お堂や塔など社殿群の総称で、日本の社寺として世界遺産に登録されている。現在の社殿群のほとんどが1636年に建て替えられたもので、国宝の陽明門など55棟はわずか1年5ヶ月の工期で完成した。

日光山総本堂輪王寺三仏堂。本堂は東日本の中では、最も大きな木造の建物で平安時代に創建された。

現在の建物は1645年3代将軍家光公によって建て替えられた。重要文化財。

 

三仏堂の内陣には、千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音という3体の大仏様と薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来という掛仏の2組の三尊仏がご本尊様として祀られている。

 重要文化財石鳥居。1680年に筑前藩主黒田長政奉納。鶴岡八幡宮、八坂神社とともに、日本三大石鳥居と呼ばれている。

五重塔は1650年現在の福井県、若狭の国小浜藩主酒井忠勝公によって奉納されたものである。火災により消失したが、1818年に再建された。

重要文化財表門。東照宮最初の門で両側には仏教の守護神仁王像が安置されている。

 

日光東照宮には様々な彫刻があるが、有名な見ざる、言わざる、聞かざるの三猿。重要文化財神厩舎には猿の彫刻が8面あり、子ども頃から結婚までの一生がストーリーになっている。

廻転灯籠。オランダからの奉納。上部にある御紋が全て逆さになっていることから、逆紋の廻転灯籠と呼ばれている。

それにしても月曜日だというのにすごい観光客。

 

国宝陽明門。高さ11m日本を代表する最も美しい門。いつまでも見ていたいという思いで「日暮の門」とも呼ばれている。故事逸話、子どもの遊び、聖人賢人など508の彫刻でおおわれている。屋根の上には鬼瓦、軒下には後水尾天皇の御宸筆を象った御神号の扁額が掲げられ、その両脇に麒麟が配されている。

 

陽明門の12本の柱はグリ紋呼ばれる渦巻文様が刻まれている。背面にある地紋が逆さになっている魔除けの逆柱は、物事が完璧であるとかえって魔がさすとの考えから、故意に形を崩したものだ。

魔除けの逆柱と呼ばれる柱は、門の北面の右から2本目だけ、その紋様が下向きになっていて、陽明門建築の際、崩落を防ぐために施されたものと考えられている。

平安貴族の随身像。仁王像や狛犬と同様に社を守護する像と言われている。

重要文化財祈祷殿。結婚式や初宮などのご祈祷が行われる。

重要文化財神輿舎。中央に徳川家康、右側が伊達政宗、左側に源頼朝の3基の神輿が納められている。

重要文化財神輿舎。屋根は入母屋造。上に千鳥破風をつけ、正面に軒唐破風で下に虎の彫刻を施している。

 

重要文化財三神庫。上神庫・中神庫・白神庫を総称して三神庫と言い、祭事で使う馬具や装束類などの道具が保管されている。上神庫の屋根の下には想像の象の彫刻が施されている。

重要文化財の附・鉄灯籠。仙台藩主伊達政宗よりの奉納。ポルトガルから鉄材を運んで鋳造した。灯籠の竿の部分に藤原朝臣政宗の銘がある。121基の灯籠が現存する。

 

薬師堂(本地堂)。1636年創建、御本尊は薬師如来像。薬師堂にはヒノキ板が34枚はめ込まれた鏡天井があり、狩野永真安信によって描かれた、巨大な龍の水墨画風の絵がある。龍の顔の下で拍子木を打つと、鈴を転がしているような、龍の鳴くような声が聞こえる。龍の顔の下から離れると共鳴しないが、それは偶然に発見したといわれている。

 

国宝唐門。陽明門をくぐると現れる。構造手法は、新新卓抜で江戸時代の参拝基準となった門で、ここから昇殿できる者は将軍に拝謁できる身分の、家臣や大名に限られていた。構造は奇抜であり、優れた手法で屋根は四方唐破風、門全体は胡粉摺りで白く塗られ、柱や扉は東南アジアから輸入した寄木細工。柱には昇龍・降龍彫刻が施されている。

重要文化財坂下門。奥社へ通じる参道の入り口の門。江戸時代奥社には将軍家のみ参拝できた。天井には長寿を表す菊の彫刻が施されている。

国宝眠り猫。牡丹の花に囲まれ、日の光を浴びうたたねをしているところから、日光に因んで彫られたと伝えられている。

裏面にはスズメの彫刻が施されている。

重要文化財奥社鳥居。創建当初は木造であったが後に、石造とされ1650年に唐銅製の鳥居となった。この先奥社への参道につながる。

重要文化財石狛犬。松平右衛門大夫正綱・秋元但馬守泰朝よりの寄進。両者は家康公の遺臣であった。

奥社参道。回廊から奥社に至るまでの石段は207あり、長い石段は東照宮の建築の見どころの一つ。階段は一段ごとに一枚石が用いられ、傾斜の部分の石柵は、笠も柱も土台も一枚の石をくり抜いて作られている。冬の凍結で防止を考慮したものと考えられている。

重要文化財奥社拝殿。1617年創建。御宝塔に参拝する為の社殿で、将軍のみ昇殿参拝を許された。建物全体が、黒漆が塗られた銅や、真鍮で包まれ毛彫が施されている。

重要文化財鋳抜門。門の前で墓前を警護する狛犬の2体の像。門の左右の上部には蜃という伝説の生き物の彫刻がある。

重要文化財奥社宝塔。この宝塔の下で家康公が眠っている。ここが徳川家康公のお墓だ。

日光東照宮の社殿やお堂を、すべて見終わった頃には雨も上がっていた。駐車場の近くには美しい景観の庭園が広がっていた。

 

日光で東照宮を見学後いろは坂を登り、中禅寺湖へ。さっきまでどんよりした雲行きであったが、高いところにきたら日が出ていて晴れていた。涼しくて気持ちが良い。中禅寺湖といえば華厳の滝であるが、何回も見たことがあるので別の滝を見学する。

専用駐車場に設置されている龍虎堂。北海道産ヒメマツの木で彫られた幅約8mの龍虎像。山口玉秀作。

 

奥日光三名爆のひとつ、奥日光を代表する龍頭の滝。男体山の噴火によってできた溶岩の上から、210mの高さから流れ落ち、幅10mほどの階段上の岩場を流れる渓流の滝だ。滝壺の近くが大きな岩によって二分され、その姿が龍の頭に似ていることから龍頭の滝との名がついたと言われている。

竜頭之茶屋。滝の絶景スポットがここの瀧見台だ。

二つの滝が龍の髭に見えるでしょうか?紅葉の時期になると滝と紅葉のコラボによるコントラストが美しい景観を織りなす。

店には地元の特産品や名産品を食材にしたメニューがある。

湯葉の唐揚げを注文した。滝川にテーブル席がありここから迫力ある滝を見ることができる。

  

茶屋右奥に祀られているこのお堂は龍頭観音と言い、36観音のひとつ。世に光を与え、悩みのある全ての者に、その音声をみそなわし導いて下さる菩薩様。拝殿の中には観音様が鎮座し、左手に水晶玉、右手に巻物を持ち、一角の龍の上に乗っている。龍頭観音のご利益と山水の守護を、古人が心願を籠めたものを慈に、再現復興し祀ったもの。

200mから流れ落ちる滝の上に通じる遊歩道を歩いてみる。

遊歩道は滝に沿って設けられている。

緩やかな階段だが結構長い。

途中で野生の猿を発見。木に登って行った。どこにいるか分かるかな?

迫力ある滝の流れ。

高いところまで登った。滝上から振り向くと中禅寺湖が望める。

龍頭の滝見学後、中禅寺湖に行ってみる。

雲が多くなって湖面にも霧がかかり、先の方の景観が見えなくなってしまった。

 

中禅寺湖はおよそ20000年前に、男体山の噴火によって溶岩で渓谷が堰き止められた湖である。周囲約25km、標高1269mの日本一高い場所にある。中禅寺湖の水が高さ97mから岸壁を落下する、日本三大名瀑華厳の滝は有名。湖の近くには男体山があり、春は新緑、夏はツツジ、秋は紅葉、冬は雪景色など四季を通じて絶景を楽しませてくれる。

 

大内宿の宿場町巡りは3ヶ所目。国内にある名宿場町を制覇したい。日光東照宮は40年以上前に修学旅行で見せられた東照宮と、今回興味を持って見た東照宮は違い、初めて知ったことばかり。東照宮の歴史がよくわかりました。収めた画像をすべて紹介しようと思ったら、かなり長くなってしまいました。大内宿については改めて画像とともに記事をあげます。最後まで読んでいただきありがとうございました。

   

 

 

 

妻と二人で南会津と日光へマイカー旅行

 

(。 ̄▽ρ⌒q  (* - ᴗ-) ♪ 

 

 

車を運転するから鉄旅のように酒を飲みながら観光ができない  しかし酒豪の妻はお構いなしだ  旅行先ではここぞとばかりビールをあおる

 

 

お昼に入った蕎麦屋では生ビールを注文

 

 

(# ><)🍺        🥢 (ーωー`。)

かあ〜うめえ

 

 

日光の景勝地の茶屋でも

 

           

(* - -)串    ←湯葉唐揚げを注文した

三猿久々に見たわあ     🙈🙉🙊

アッ缶ビールあるじゃん

                                                 

 

(#><[B]                                (ーωー`;)

良く冷えてるわあ                                  …💧

 

 

 

宿の夕飯は飲み放題だからガンガンあおる

 

(#--🍺🍶       🥩🍣🍱🍲🍛 🍺(・ω・´。)

地酒もあるのねえ

  

部屋に戻ってからもあおる

 

(* - -)🍷

やっぱ締めはワインねえ

 

 

 

キャハハ!!         バンバン

🍷(* ー ▽ー)ノ彡(ーω`。)🍸

運転ご苦労さん     ガハハハまあ飲め

 

 

 

酔いつぶれた

 ̄ ̄ ̄ ̄(*-  。-)<💤

 

 

ビール・地酒・ワインをザルのように飲む妻

           🍺🍶🍷

 

 

(- ∀-) .◯ 

まさに三ザルだな     負けたよ