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資産運用 配当•利息で旅行費獲得 2025年1月版(個人向け国債•銀行金利•株式投資)

UI銀行

目  次

 

こんにちはakihiroです。

2023年11月にスタートした、個人向け国債や銀行預金で、配当金や利息を獲得して旅行費を獲得しようという企画記事です。金融商品の高利回り、好配当・高金利の定期預金や国債、株式投資等最新の高利回りの金融商品を調査して紹介します。

 

調査は金利や株価など変動があれば、毎月調査して更新していきます。今月はそれぞれの金融商品で前月から、利率や利息に変動があったようですので見直しをしていきたいと思います。

 

 



資産運用して高金利で利息受取り

1.日本人の平均貯蓄額1,500万円

 

金融広報中央委員会が行った調査によると、2人以上の世帯の金融資産平均保有額は1,563万円。ただし、富裕層が貯蓄額を大きく引きあげていると思われ、中央値になるともっと低い額になるだろう。しかし、一般的な家庭ならば預貯金もあり、それなりの資産形成はされているかと思います。

 

この記事は貯蓄平均額1,500万円の資産運用をして、年間で受取る利息や配当金で旅行をしようという企画です。受取る金額によっては新幹線旅行だったり、私鉄線の特急だったり、高級旅館だったり、民宿だったり。できれば新幹線に乗って高級旅館に宿泊したい。

 

金利や利率の高い金融商品で運用すればそれも可能だ。ただ、現在の定期預金の金利は低金利。メガバンクは1年もので揃って0.125%。5年ものでようやく0.25%という有様。1,000万円預けても税引後年20,000円の利息しかつかない。夫婦2人で日帰り旅行しかできない。

 

そこで、比較的高い金利の銀行預金や国債を購入して、豪華旅行ができるような利息を受取れる金融商品を探してみたいと思う。またこのブログでもお馴染みの鉄道、航空会社の株主優待や配当金も合わせて紹介していきたい。

 

2.日銀は12月の追加利上げは見送り

 

日銀は昨年3月、8年に及ぶ大規模金融緩和の正常化のためマイナス金利政策を解除した。マイナス金利政策は、金融機関から預かる当座預金にマイナス1%の金利を付け、預金が積み上がると損してしまうため、できるだけ金融機関が現金を回すために導入した政策だ。そして7月31日金融政策会合で追加利上げを行い、銀行間で短期資金をやり取りする金利目標を0.15%幅引き上げ0.25%程度に誘導した。大手銀行の三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行は昨年9月から普通預金の金利を0.02%から0.1%に引き上げ、利息が受け取れる環境が広がっている。

 

特にインターネットバンキングの定期預金金利が上昇しており、SBI新生銀行は昨年12月に5年ものを1.2%、1年ものを0.8%というキャンペーン期間限定ではあるが高金利での利息を打ち出してきている。他行でも1年ものや6ヶ月ものといった短期の定期預金で0.6%という高い金利設定のものが出てきている。今後追加利上げも見込まれるため、金利は上昇局面に入っていると思われる。長期の定期預金に加入せず、短期の定期預金をつなぎとして加入し様子見をしていくのもいいかもしれない。

 

一方で大手銀行は住宅ローン変動金利の引き上げを決定し、10月1日から基準金利を0.15%引き上げた。元本が3,500万円の人なら月々2,300円ほど増加。年間約28,000円の負担増になる。低金利状態が続く銀行間の金利競争があったことで、利用者の7割が金利変動型を利用してると言われている。

 

追加利上げがされればさらに変動型の金利が上がるだろうと予測され、資産運用ができない家計は厳しくなりそうだ。しかしながら変動金利はまだまだ低く大幅に引き上がることもないので、あわてて固定金利に変更することはない。毎月の返済を把握して、自分が組んでいる住宅ローンの銀行に相談しながら行動すれば良いのだ。

 

 

3.預金利息で旅行費用を取得する

 

上記でも述べたように大手銀行の金利は普通預金の金利は0.1%に上がった。今まで定期預金でさえ1,000万円を1年預けても、年間の利息が2,000円しか付かなかった。しかしこれからは、1,000万円預ければ普通預金でも利息が10,000円(税引前)付く時代になる。前述した通りインターネットバンキングが基本であるネット銀行の定期預金が高い。今後各行で定期預金利息が1%を超えてくれば1,000万円預ければ年間利息は10万円だ。夫婦2人で充分に楽しめる旅行ができる費用である。

 

しかし多くの人たちの資産管理は、金利の低い定期預金や下手すると普通預金。全く金利の付かないタンス預金などだ。タンス預金の理由を尋ねると家に置いておくのが一番安全らしい。しかし、現金が家にあると空き巣の被害や詐欺などに会うこともあり、決して安全とは言い難い。預貯金なら仮に金融機関が破綻してもペイオフにより元金1,000円と利息は保護される。数千万円のお金があるのなら、分散して銀行に預ければ良いのだ。

 

ネット銀行は対面の店舗を持たないインターネット上で取引きする銀行で、パソコンやスマホで口座管理ができるから、振込や定期預金の手続きなどワザワザ窓口まで行かなくて良い。手間も省けるし、金利も高いので筆者もネット銀行を利用している。追加利上げ後、各銀行の定期預金金利は軒並み上昇。中長期の預入れから6か月ものや、1年ものの短期の預入れのものも高金利となってきている。

 

 

ネット銀行の好金利定期預金はこれだ!

1.新生銀行が金利上昇を先導 他行も追随

 

日銀が利上げ発表後、各行の定期預金金利が上がり出し、毎月0.05%〜0.10%と小幅にじわじわと上昇し、昨年10月頃には預金金利の利率が固まったと思われた。しかし先月、新生銀行が円定期預金5年ものを一気に0.7%も引上げ1.2%とした。同時に1年ものの円定期預金も0.8%といった、他行を大きく差をつける金利とした。いずれも2025年3月10日までの期間限定であるが、1%を超える金利がこんなに早く登場するとは思わなかった。

 

先月の記事で、他のネットバンキングも追随してくるだろうと述べたが、さっそくオリックス銀行の、スーパー定期1年ものが0.85%で、新生銀行の1年ものを上回った。またソニー銀行の円定期預金1年ものも0.8%と新生銀行の利率を合わせてきた。愛媛銀行八十八カ所支店の、特別金利プラン1年ものも0.7%と、遅れを取らないように利上げした。

 

1年ものの定期預金金利が上昇している背景に、金融商品が上昇局面に入っているため、長期的なものより短期で資金を回していった方が、より利息を受けられるとの思惑がある顧客の取り込みを図っているようだ。今後短期の定期預金金利の上昇も見込めるが、長期のものも各行1%を超えてくると思われ、高金利が期待できそうである。では改めて今月の金利を見てみよう。

 

 

【定期預金】

SBI新生銀行

【1月期】

スタートアップ円定期預金

3ヶ月もの1.20%

円定期預金(インターネット限定)

冬の金利アップキャンペーン

New1年0.80%

5年0.50%→1.20%

2025年3月10日まで

 

 

オリックス銀行

【1月期】

スーパー定期(インターネット専用)

1年0.50%→0.85%

3年0.60%→0.65%

5年0.70%

7年0.75%

 

[ソニー銀行

【1月期】

円定期預金

1年0.60%→0.80%

2年0.3%

 

愛媛銀行八十八カ所支店

【1月期】

だんだん定期預金ワイド特別金利

(100万円以上300万円以内)

1年0.40%

 

特別金利プラン

(300万円以上1000万円以下)

1年0.40%→0.70%

3年0.43%

4年0.47%

5年0.50%

 

 

香川銀行セルフうどん支店

【1月期】

超金利トッピング定期預金

(100万円以内)

1年0.45%

 

金利トッピング定期預金

1年0.40%

2年0.40%

3年0.45%

5年0.50%

 

[あおぞら銀行

【1月期】

円定期預金 BANK The 定期

(50万円以上単利型)

6ヶ月0.40%

1年0.45%

円定期預金 BANK The 定期

(50万円以上半年複利型)

2年0.50%

3年0.55%

5年0.65%

 

 

[ハナ信用組合

【1月期】

定期預金チャレンジ

1年0.50%

2年0.60%

3年0.70%

 

 

 

新生銀行は、上記で述べたように冬の金利アップキャンペーンにより、インターネット限定の円定期預金5年ものが1.2%と1%を超え他行に差をつけた。1,000万円を預ければ5年後の満期受取りが480,000円(税引)になる。1年ものでも0.8%なので短期間に利息を受取りたいならすぐにでも申し込みたい。。

 

オリックス銀行も毎月じわじわと金利を引上げていたが、新生銀行の引上げに連れて1年ものを0.85%に引上げ、短期のものではネットバンキングの中ではトップの利率だ。1,000万円預ければ68,000円(税引)も利息が受け取れる。つなぎで預金をするならオリックス銀行のスーパー定期1年ものいいだろう。長期のものでは7年ものが0.75%という好金利。1,000万円の預入れで満期に42万円(税引後)、5年ものでも0.7%で満期に28万円(税引後)利息がもらえる。気長に利息の受取りを待つならここの定期預金にしたら良いだろう。

 

ソニー銀行も短期の円定期預金1年ものが0.8%と新生銀行の円定期預金1年ものに合わせてきた。1,000万円を預ければ68,000円(税引)の利息が受け取れる。つなぎの定期預金にするならソニー銀行もおすすめだ。

 

香川銀行セルフうどん支店は、毎月小幅ながら利上げしていたが、残念ながら今月の利上げはなかった。他行が一気に上げてきたため、金利見直しを検討しているかもしれない。長期金利は他行に引けを取らない利率となっているため、今後の利上げに期待したい。

 

愛媛銀行八十八カ所支店は、300万円以上の定期預金1年ものの特別金利が0.7%に上昇。他行の利上げに負けまいと健闘している。中長期の利率は据え置きであり、他行のネット預金の方が有利だが、香川セルフうどん支店同様今後の利上げに期待したい。

 

あおぞら銀行の円定期預金「BANKThe定期(BANK口座限定)」の金利は今月は据え置きだった。3年ものが0.55%、5年ものが年0.65%で新生銀行やオリックス銀行より利率が下回ってはいるがこちらも好金利だ。さらに2年もの1年もの6ヶ月ものの金利も高く、短期間で資金があり、高い利息を受け取りたいなら、あおぞら銀行のBANKThe定期はまだおすすめだ。特に2年以上のBANKThe定期なら、単利に比べ増額になる半年複利型だから5年ものであれば、300万円預け入れた場合の利息は、税引き後平均利回りが、0.525%で5年合計の金利が78,750円の受取りになる。

 

ハナ信用組合は、3年もので0.7%と紹介した銀行の中で金利が最高値。1,000万円を預ければ年間で税引き後56,000円。3年で168,000円の利息が受け取れる。1年で利息を受け取りたいなら、1年ものでも0.5%で10万円からの預け入れが可能なので他行よりも有利だ。しかし高金利だった定期預金の金利も、他行がじわじわと引上げされ、それほど魅力的な金利ではなくなってきた。キャンペーン終了後の新商品の登場に注目したい。

 

 

詳しくはハナ信用組合にご確認ください。


 

ネット銀行の多くは店舗や窓口を持たないインターネットでの取引きとなる。入出金や振込みなどの制限や手数料については各行により違いがあり、これらの銀行には専用のATMがあまりないため、コンビニや提携金融機関のATMを利用する。香川銀行セルフうどん支店は提携金融機関でも入出金できる。またソニー銀行や愛媛銀行八十八カ所支店はコンビニやゆうちょ銀行他のATMで入出金できるが、月4回までが無料で5回目からは手数料がかかるという制限付き。

 

オリックス銀行はキャッシュカードがなく完全振込み型になるため、引き出したい場合は、他金融機関の口座にいったん振込み後引き出すしかない。月2回まで無料で3回目からは220円の手数料がかかる。

 

 

2.金利だけではなく優遇サービスの充実も重視

 

筆者がメインで利用している新生銀行であるが、ここのサービスはありがたい。他行同様入出金や振込みに制限があるが、取引きや残高などに応じてサービスが優遇される、ステップアッププログラムという、一番下のスタンダードから最高位のダイヤモンドまで5ランクのステージがある。

 

一定の条件をクリアしたため現在ダイヤモンドというステージになっているが、入出金がコンビニのATMなどでいつでも無料で利用できる。更にオンラインから他行宛振込手数料が月10回まで無料という優遇サービスが提供される。いちいち窓口まで行かずスマホからできるので大変便利だ。

 

 

新生銀行の各種金融商品はこちらのサイトから

 

ネット銀行によるインターネット取引きは、この他にも多くの金融機関で実施しており、サービスも各行取り揃えている。金利も毎月変動しているから、より高い金利を選び利息を取得したい。

 

 

3.懸賞金付定期預金はわくわく楽しい

 

城南信用金庫

【1月期】

懸賞金付き定期預金スーパードリーム

1年0.125%

 

・1等賞 10万円

・30周年感謝賞:50,000円相当

・2等賞 1万円

・3等賞 1,000円

・城南特選グルメ賞

 

取扱期間 2025年3月31日まで

抽せん日 2025年5月19日

 

 

さてなぜか城南信用金庫。都内を中心に展開する信用金庫であるが、ここの推しは懸賞金付きの定期預金だ。懸賞金やグルメギフトなどが当たる抽せん権が10万円に付き1本もらえる。そして定期預金金利は0.125%で、100万円預ければ1,000円の利息がもらえる。

 

当選金は1等が10万円。一番低い金額は3等賞の1,000円で、100本につき必ず1本は3等賞が当たる。また100本につき30%くらいの確率で3,000円相当のグルメギフトが当たる。ただし当選金は定期預金が満期になった時点で支払われるため、中途解約をすると当選した賞品はもらえるが、当選金は無効になってしまうので注意が必要だ。

 

この懸賞金付定期預金は年2回募集している。1,000万円預ければ金利で1万円、当選金は最低でも年間1,600円(税引き後)もらえて、グルメギフトやお米も当選するかもしれない。また懸賞金も2等1万円、1等10万円が当たるかもしれないという楽しみがあり、わくわくしておもしろい定期預金。来年5月抽選の第61回は、30周年感謝賞という50,000円相当の、有名レストランディナー招待券が懸賞に組み込まれた。ささやかだけど夢を買うのも楽しめる。

 

 

城南信用金庫スーパードリームの情報です

 

国が発行する元本保証の個人向け国債

1.変動金利・固定金利とも高金利! 今後上昇局面見込み

 

 

 

【個人向け国債】

[変動金利型10年満期]

第177回 年率0.71% 第178回   年率0.75%

[固定金利型5年満期]

第165回 年率0.71% 第166回   年率0.77%

[固定金利型3年満期]

第175回 年率0.60% 第176回   年率0.62%

 

 

個人向け国債は、国が発行する債権で国が破綻しない限り、元本は保証されるので、株式投資のようなリスクはない。変動金利型なら10年満期になり金利が上がれば受取る利子が上がり、下がれば利子も下がるしくみで、0.75%でも半年後には倍に上がり、逆に半分に下がってたりするかもしれない。

 

固定金利型であれば1月募集が、5年満期で年0.77%の利息が保証される。1,000万円預ければ年間で税引き後61,600円なので半年ごとに30,800円受け取れる。12月に続き今月も変動金利型・固定金利型とも上昇した。変動金利は0.04%上昇し0.75%。固定5年は0.06%上昇し0.77%。固定3年も0.02%上がり0.62%。ここのところ金利の上昇が続き、特に固定金利が伸びて5年もの国債が変動金利を上回った。固定金利3年も0.62%となり高水準を更新。この率は過去にさかのぼっていつ以来になるなのだろうか。

 

下の数字は個人向け国債、昨年の利率である。毎月率が上下しながらもじわじわと上昇し高水準になっているのが分かる。特に固定金利の上昇が急速で、固定5年は約4.3倍。固定3年は下限の0.05%から一気に0.62%と12.4倍も上がった。固定5年を昨年1月に1,000万円で購入していたら年間利息は18,000円(税込み)。固定5年を今月1,000万円の購入なら年間利息77,000円(税込み)だ。実に59,000円の差がある。

 

また固定3年も0.62%という高金利になっている。銀行の預金と同様上昇局面に入ったようだ。昨年1月に購入した方は、もらった利息を返還してでも買い替えたほうが良いだろう。筆者は一昨年に申し込んだ固定5年の金利が低いため、買い替えをしている。できるだけ長期で安定した金利をもらいたいからであるが、その代わり1年分の利息を返還している。

 

取り消しにはキャンセル料が発生してしまうのだ。こうしたことはあまり好ましくないがここまで上昇してくるとは思っていなかった。今後も上昇が見込めるため、個人向け国債は様子見をして、こちらも短期の定期預金でつなぎとして、6ヶ月あるいは1年後に高金利の金融商品にしていった方がいいかもしれない。

 

 

      2024年利率推移

         変動金利 固定5年 固定3年

1月  0.40%  0.18%  0.05%

2月  0.49%  0.25%  0.05%

3月  0.47%  0.33%  0.16%

4月  0.50%  0.36%  0.18%

5月  0.57%  0.45%  0.29%

6月  0.69%  0.59%  0.40%

7月  0.72%  0.61%  0.38%

8月  0.61%  0.39%  0.28%

9月  0.61%  0.51%  0.38%

10月0.57%  0.46%  0.34%

11月0.65%  0.60%  0.49%

12月0.71%  0.71%  0.60%

 

 

 

個人向け国債を始めてみたい方はこちら

 




 

乗物旅行好きなら保有したい銘柄期待の8社

1.交通系企業は業績回復!アフターコロナに突入

 

最後は株式投資。配当利回りが良い分株価が下がれば、元本割れするというリスクもあるので、業績を見たり経済状況を見ながら購入してもらいたい。今の状況は実体経済に伴っているとは言えない銘柄もある。新NISAによる個人投資家の参入、外国人投資家による買い入れなど過熱感が見受けられる。記録的な暴落により株価は大きく下落したが、株価は戻り、上昇基調にある。購入のタイミングであるが、下がったところをコツコツと拾っていきたい。

 

下記の8銘柄は以前から注目している交通系銘柄であるが、8社合計の株価は19,181円。これを全て100株づつ購入した場合、1月8日現在の株価で1,918,100円。現在の配当金で1年保有すれば37,500円受取れ、配当利回りが1.93%で定期預金などに比べ高配当だ。しかも株主優待ももらえるからかなり贅沢な旅行ができる。だが、株価が下がり元本割れというリスクもあるので、先に述べたように慎重に購入したい。長期保有のつもりならば多少のリスクも織り込んで購入されたし。

 

 

 

 

2.日経平均株価は40,000円台を回復!今年上昇を期待

 

日経平均株価は昨年7月11日に終値で過去最高値を更新する42,426円を付けた。しかしその後低迷し、8月3日には歴史的な急落で4,451円も下落した。しかし翌日は一転、歴史的急騰となり一時3,400円を超え、終値は過去最高幅の2,957円となるなど昨年の株式市場は記録ずくめの1年となった。こういった荒い展開になったものの年末の終値は39,894円で35年ぶりの最高値。年間の上げ幅は19%上昇し6,430円高であった。米経済の底堅い景気を背景に円安が続き、日本の輸出株や半導体企業業績の増益も見込める、新NISAによる個人投資家の買いも活発で、日本株の上昇が今年も期待ができる。

 

先月調査の12月4日から今年1月8日までの株価は715円高。最安値から最高値の金額差は約2,000円。終値はほぼ39,000円台であった。39,000円を切るとすかさず買いが入り底堅くなっている。一方40,000円を超える場面もあり、12月27日と1月7日には終値で40,000円を超えている。先月も述べたが今の相場は底堅く、大口投資家が売り仕掛けをしても新NISAによる個人投資家などが、買支え日経平均株価が下げても、また戻してくる展開となっている。昨年の記事で筆者は今年は40,000円を抜け、43,000円〜45,000円の株価に行くのではないかと予測した。もし年末に37,000円を切るようなら、来年は下落に転じるのではないだろうかと予想したが38,000円を切らなかった。

 

12月末で日経平均株価が39,000円を維持出来ているようなら購入しても良いと考えると述べた。今年はじめの大発会では587円安でスタートしたがまさにここが買いだったのではないだろうか。その翌日は776円高と値を戻し終値で40,083円。1月8日は小幅に下落し終値は39,981円と再び40,000円を切ったが、40,000円を超えていこうとする動きだ。39,000円台など下落した時点で買いを入れてもいいだろう。

 

上昇局面では必ず急落する場面がある。長期での保有であればこういった急落に動揺せずじっくりと相場を見届けてもらいたい。短期売買を戦略にしているなら、急落時に購入、急騰したら逆に売りという売買を繰り返し、利益を出せれば今の相場に乗って行けるだろう。もちろん利益を出し続けるのは不可能であるから、購入から○%下げたら損切りするなど、それぞれのスタンスでルールづくりをすることが必要である。

 

さて12月4日の対象銘柄の株価は以下の通り。株価は昨年9月の権利落ち後に売られ、株価は落ちたものの好調な経営成績で、上向き状態になった。それぞれの企業で2024年の中間決算の発表があり、交通系各社の経営成績は前年に比べ増収増益の企業が多く、大手私鉄は16社中14社が増収増益。営業利益の増益率が、名鉄が52%と最も高く京急は30%を超えている。

 

しかしこの1ヶ月間の各銘柄はさえなかった。東武鉄道と名古屋鉄道以外は先月の株価を下回っている。10月以降上昇していたので調整しているのかもしれない。現在輸出株や半導体銘柄が市場を牽引している状態だ。しかし一巡し、循環物色されるだろう。実際筆者が保有している塩漬け銘柄も昨年12月から上昇し何年かぶりに買値を上回った。交通系銘柄は次の優待取りの3月が近づき、買いが入り株価の上昇が期待できる。

 

 

 

【株式投資】

【日経平均株価】

12/4株価:39,276円   1/8株価:39,981円

 

【JR東日本】

12/4株価:2,932円 1/8株価:2,718円

年初来高値:3,108円(2/6)

年初来安値:2,353円(8/5)

株主優待:運賃・料金割引券 

所有株式数:300株ごとに1枚

権利獲得月:3月

年間配当:1株 52円

【東武鉄道】

12/4株価:2,560円  1/8株価:2,627円

年初来高値:4,138円(1/16)

年初来安値:2,212円(8/5)

株主優待:東武線全線優待乗車証
所有株式数:100株2枚(100株保有は3月のみ)
権利獲得月:3月末/9月末

年間配当:1株 55円

 

【小田急電鉄】

12/4株価:1,558円 1/8株価:1,445円

年初来高値:2,372円(1/16)

年初来安値:1,314円(8/5)

株主優待:小田急線全線優待乗車証

所有株式数:500株4枚
権利獲得月:3月末/9月末

年間配当:1株 30円

 

【阪急阪神HD】

12/4株価:4,207円 1/8株価:4,064円

年初来高値:4,758円(1/12)

年初来安値:3,742円(8/5)

株主優待:阪急阪神共通回数カード
所有株式数:100株2回乗車分カード1枚
権利獲得月:3月末/9月末

年間配当:1株 60円

 

 【名古屋鉄道】

12/4株価:1,717円 1/8株価:1,720円

年初来高値:2,394円(1/16)

年初来安値:1,600円(8/5 )

株主優待:乗車証観光施設優待利用券の冊子
所有株式数:200株1冊(200株保有は3月のみ)
権利獲得月:3月末/9月末

年間配当:1株 30円

 

【京浜急行電鉄】

12/4株価:1,334円  1/8株価:1,294円

年初来高値:1,455円(3/26)

年初来安値:1,058円(8/5)

株主優待:電車・バス全線きっぷ
所有株式数:100株2枚(100株保有は3月のみ)
権利獲得月:3月末/9月末

年間配当:1株 18円

 

【ANA HD】

12/4株価:2,882円 1/8株価:2,843円

年初来高値:3,385円(2/1 )

年初来安値:2,596円(8/5)

株主優待:航空運賃割引券
所有株式数:100株1枚
権利獲得月:3月末/9月末

年間配当:1株 50円

 

【日本航空】

12/4株価:2,485円 1/8株価:2,470円

年初来高値:2,956円(3/22)

年初来安値:2,088円(8/5)

株主優待:国内線航空運賃50%割引券
所有株式数:100株1枚(100株保有は3月のみ)
権利獲得月:3月末/9月末

年間配当:1株 80円

 

 

今回もいろいろと個人的な見解を述べたが、株は自己責任で投資を行なうようにしてください。

 

 

 

高金利・高配当金融商品で分散投資

1.1,000万円以上の資金なら複数の口座でリスク回避

 

さて、ここまで高金利金融商品や交通系株式銘柄を紹介したが、改めてどんな購入法が効果的に高い利息や、配当金を取得できるか高い金利のものを明記したい。

 

 

定期預金の利息は1年もの以外は満期受取りになるので注意。個人向け国債は半年ごとに受取れます。株式は会社によって中間配当があります。

 

 

 

SBI新生銀行

スタートアップ円定期預金3ヶ月もの1.2%

円定期預金 5年1.20%

オリックス銀行

スーパー定期  1年0.85% 

スーパー定期  5年0.70%

[ソニー銀行

円定期預金 1年0.80%

愛媛銀行八十八カ所支店

特別金利プラン 1年0.70%

(300万円以上1000万円以下)

香川銀行セルフうどん支店

超金利トッピング定期預金1年0.45%

金利トッピング定期預金 5年0.50%

[あおぞら銀行

BANKThe定期  5年半年複利型0.65%

城南信用金庫

懸賞金付き定期預金スーパードリーム

10万円以上金利  0.125%

1等賞 10万円

[ハナ信用組合

定期預金チャレンジ3年  0.70%

[個人向け国債固定金利型5年満期]

第166回 年率0.77%

【株式投資】

1/8 現在配当利回り1.93%

 

 

上記の金融商品を、銀行破綻や株式投資で株価下落などのリスク回避するため、銀行預金と個人向け国債、株式投資に分散して運用し、満期後の受取り金額を算出する。

 

 



 

2.資金1,500万円の資産運用でいい夫婦旅行

 

(定期預金利息は全て満期に合算して支払われます)

満期に受取った利息金で豪華な旅行もいいが、ひとまず年間利息を先取りする形で旅行計画を立てる。

 

①SBI新生銀行の円定期預金5年もの1,000万円預入れ、オリックス銀行スーパー定期1年もの500万円預入れ。

 

年間利息(税引き後端数切り上げ)

SBI新生銀行円定期預金5年 96,000円

オリックス銀行定期預金1年 34,000円

年間利息合計130,000円

 

 

②ソニー銀行円定期預金1年もの1,000万円預入れと、個人向け国債固定金利型5年を500万円購入。

 

年間利息(税引き後端数切り上げ)

ソニー銀行円定期預金1年 64,000円

個人向け国債固定5年 30,800円

年間利息合94,800円

 

③個人向け国債固定金利5年もの300万円購入。オリックス銀行1,000万スーパー定期1年もの1,000万円預入れ。交通系銘柄8社を100株購入合計1,918,000円。

 

年間利息(税引き後端数切り上げ)

個人向け国債固定5年 18,480円

オリックス銀行スーパー定期1年 68,000

交通系銘柄8社配当金 37,500円

利息合計123,980円

 

 

 

①はSBI新生銀行のネット限定円定期預金5年もの、1.2%をキャンペーン期間中に申込み。オリックス銀行円定期預金1年ものと合わせ年130,000円の利息。夫婦2人での旅行なら1人65,000円づつの旅行費用になる。東北や北陸、関西への豪華な旅行ができる。近場なら2泊3日の旅行も可能だ。

 

②はソニー銀行の円定期預金1年ものと、個人向け国債を合わせたシンプルな組み合わせ。個人向け国債固定5年の金利は0.77%と先月から0.06%も上がり高金利だ。ソニー銀行の金利0.8%も効いて94,800円の年間利息。夫婦2人での旅行なら、1人47,400円の旅行費用になる。東なら仙台や長野、西なら名古屋方面に新幹線や特急列車利用で、ホテルや旅館に宿泊可能だ。

 

③は個人向け国債固定5年もの0.77%とオリックス銀行スーパー定期1年もの0.85%、交通系銘柄の株式投資と3つの組み合わせ。年間利息と配当金などで年123,980円と高配当。夫婦2人なら1人62,000円の旅行費用。交通系の優待きっぷももらえるので、かなり贅沢な旅行ができる。2泊3日で遠方での旅行も可能だ。これに株価も値上がりして買値を上回っていたら楽しい旅行も倍増するのだ。

 

こう見ると①③の運用での受取りがいちばん高いが、③の場合は株式の場合元本割れリスクがある。今月新生銀行のネット限定円定期預金の利率が一気に上がり大きな利回りが期待できるようになった。個人向け国債の利率も上昇傾向にありこれから先、高水準の利率に上昇することがあるのでタイミングを見極めてリスクが少ない高金利のものを購入したい。

 

金利が上昇するようなら定期預金も個人向け国債もいったん解約して、新金利の定期預金に入り直すということも考えたい。その場合、それぞれの金融機関の窓口で相談してみてください。

 



 

― 資産運用で資金を仕分けするアッキー―

 

 定期預金はこんだけ ((φ(-ω- )カキカキ

個人向け国債はまだ上がりそうだし

 

 

年間でもらえる利息は64,000円 (・ω・`)

なんとか旅行費用にはなりそうだね

 

   

しかしチマチマとメンドクセー ( ̄∀ ̄;)

いっそのこと定期崩してパーッといくか🎉

 

 

     (>_< )イヤッ( >_<)ダメダダメ

 家のローンや娘の学費もあるし 💸

 

 

     よぉーく考えよぅ(ーoー#)♪

         お金はだいじだよぉ

 

 

― 突然歌い出す陽気なアッキー―

 

 

 

          _φ(・ω・´;)カキカキ

         老後資金もあるし

 

 

― 意外と冷静で現実的なアッキー―

 

    

    ナニか珍しく真剣だね (’~’ *)

      う~む覚りを開いたか(゚ー゚*)

 

 

          ドカッ🗯

― 改心が見られるアッ ┗┐(°Д°||)/─!!!

           やかましいわ!!

 

 

― ……💧

 

ヽ(  ゚∀゚)ノ:゙;`゙;`やめたやめた

金は使うためにあるんじゃーい

 

 

          壊れたか (-д-*)

 

資産運用も大事ですが、楽しみながらほどほどに。メリハリつけてお金を使いましょう。