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改訂版 ノスタルジックな町並み探訪⑥ 角館武家屋敷編

2026年3月1日更新。

最新の運賃時刻の記事は改訂版をご覧ください。


こんにちはakihiroです。

今回はみちのくの小京都角館。江戸時代の古い町並みが残る武家屋敷を紹介します。角館の武家屋敷は、以前秋田旅行に行った時に記事をアップしましたが、改めてノスタルジックな町並み探訪シリーズで記事公開をします。重複する記事と画像になりますが、歴史ある城下町の武家屋敷群をご覧下さい。

 

 

角館武家屋敷の情報はこちらのサイト。

 

 

江戸時代の城下町、武家屋敷は秋田新幹線の角館駅で下車する。武家屋敷群は徒歩で15分ほどの場所に位置する。

 

▼角館駅。角館と言えば人力車。駅のホームにはレトロな人力車が展示館されている。  

 

角館駅前の風景。駅舎は小京都にふさわしく武家屋敷風の入母屋敷薬医門を形どった造り。駅前は素朴だが、蔵造りの建物もあり城下町のような風情がある。

 

角館駅は普通列車と新幹線の駅が併用されている。

 

角館駅は秋田内陸縦貫鉄道が乗り入れしている。乗り場はこの先に改札口と待合室がある。

 

▼急行鷹巣行きの超ローカル線、秋田内陸縦貫鉄道。鷹巣行き急行もりよし。急行列車なのにたった1両での運行。

 

観光案内所の角館駅前蔵に展示されている車輪。1921年(大正10年)、現在の田沢湖線を走っていた蒸気機関車の車輪。車輪だけではなく蒸気機関車も展示して欲しかった。

 

角館駅からしばらく歩くと武家屋敷通りの案内板が現れる。角館にある武家屋敷の町並みは、火除けと呼ばれる広場を中心に、北側は武家屋敷が立ち並び、南側は町人や商人が住む区域として区分された歴史的環境。

 

▼武家屋敷ゾーン。角館の武家屋敷の町並みは、城下町の歴史的環境を伝える価値の高い町並みとして、昭和51年に、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けている。

 

武家屋敷とは、戦国時代以後城下町で、武士が幕府や藩から身分や石高によって与えられ住んでいた住居。江戸時代の城下町には武家屋敷と町屋敷があり、武家屋敷は大名が所有するものは大名屋敷。上級武士から下級武士の侍屋敷まで武家屋敷と呼ばれる。

 

武家屋敷の多くは幕末、明治時代に建て替えられたり、改築されたりしているが、立派な門構えや生垣、石垣、良く整備された庭園がある。上級身分の屋敷から簡素な住居まで、様々な生活を伺うことができる。

 

黒板塀が続く武家屋敷通りは屋敷の前庭に樹木の並木があり、閑静な佇まいになっている。

 

標高30mの大木・細枝をしなやかに垂らすしだれ桜、色とりどりのモミジが並び伝統的な建物との調和が素晴らしい。

 

秋田県指定有形文化財の松本家。今宮家組下の家柄で、佐竹氏国替えとともに秋田へやってきた。江戸時代の下級武士住宅で周りは生垣をめぐらしており、門柱は二本立て、茅葺屋根屋根という簡素な様式。映画「たそがれ清兵衛」の舞台となった撮影場所。

 

▼松本家。江戸末期の近世下級武士、住宅技法が唯一残る武家屋敷。

 

仙北市指定史跡の小田野家。現在の屋敷は1900年に焼失したものと、江戸時代の住宅のデザインを再建し、保ち続けている。標高の高いモミジやカエデの木が植栽されている。

 

▼小野田家。小田野家は代々武芸に秀で多くの弟子の指導にあたるとともに、眼科の名医としても知られた。

 

秋田県指定史跡岩橋家。ここの建物は江戸時代末期に改造され、屋根も茅葺から木羽葺に変わったが、角館の中級武士の生活様式を今に伝えている。

 

▼岩橋家。樹齢300年前後と推定される柏の木がこの家のシンボル。映画「たそがれ清兵衛」撮影場所

表札を上げていない屋敷もあり、人が住んでいる気配も感じられない。

普通の暮らしをしている屋敷もある。

 

武家屋敷を観覧してみる。明治時代に再建された、仙北市指定史跡の河原田家。観覧料は500円。

 

▼河原田家。現在の家屋は明治24年に建てられ、四室で構成された主屋は角館武家住宅の典型的な造りとなっている。

 

河原田家は、芦名氏の会津時代からの譜代の家柄で、後に佐竹北家に仕えました。屋敷は江戸時代の武家屋敷建築様式をそのまま受け継いでおり、表座敷にはこの地方の書院造りの様式が残されています。屋敷内にはシダレザクラ、モミ、カツラ、マツ、イチョウなどの大きな樹木が植えられ、地表を覆う苔を水流に見立てると、庭全体が山水画として楽しめるように造られています。(角館ホームページより)

 

入り口はここからであるが、ここは脇玄関と言って家族や河原田家と同等の客人が出入りする時に使用された玄関である。

脇玄関の中に入ると受付がある。

 

ここが正玄関で、冠婚葬祭時や河原田家より上位の身分の者が出入りする時のみ使用されていた。

屋敷の中の間取りや屋敷の構造を、説明してくれる係の方がいる。

玄関の戸と上がり框の間に広いスペースを取っているが、寒い空気を部屋に入れないよう工夫をこらした造りにしている。

 

この部屋は台所になっていて当時は囲炉裏であった。中央の写真の下の畳を開けると囲炉裏が現れる。

右の部屋は主人の部屋であるオカミ。

 

オカミの隣りにあるのは、ナカノマと呼ばれ主人より身分の高い客人を迎える部屋だ。二曲屏風修復「山水図」平福百穂作、三森山静の襖絵「鯉図」のある部屋に招かれる。

 

障子の上の中心に付いている装飾は、釘の頭を隠すために付ける金属製の装飾具で、釘隠しと呼ばれる。

明治時代に製作されたひな人形。この部屋はザシキで身分の高い方を迎える部屋だ。

ひな人形で見えないが襖絵は修復「松図」三森山静作。

廊下の右奥は窓がないナンド。

2階に上がる急階段。

 

武家屋敷の庭には樹木各種が植えられている。この巨木ユリノキは、盛岡農林学校の同級生である宮沢賢治から結婚祝いとして譲り受けた木だ。

文庫蔵。黒漆喰扉とナマコ壁。

 

重要な資料や、美術品、金品など貴重品を保管しておくため、火事などに耐えられるよう頑丈に造られた蔵。

文庫蔵には、2階の部屋と渡り廊下でつながっている内蔵形式。積雪時に外に出なくても自由に出入りできる特徴がある。

屋敷に併設されている展示室。

河原田家の歴史資料や美術品や工芸品、武具など重要文化財が並ぶ。

今にも立ち上がりそうな甲冑。

 

河原田家観覧後、再び町並みを散策する。角館樺細工伝承館は昭和53年9月、旧角館町の伝統的工芸品樺細工の振興と、広域観光の拠点施設という二つの使命をもって開館した。館内では、樺細工・白岩焼・イタヤ細工など角館に伝承されてきた工芸品をはじめ、民具や武具甲冑の武家資料、古文書・古書籍などが展示されている。

 

▼角館樺細工伝承館。館内は、伝統工芸品などの展示他、樺細工の制作実演が行われており、職人の細かな技術を間近に見学することができる。入館料は500円。

 

▼佐竹歴史文化博物館。秋田藩初代藩主の佐竹氏の鎧や黄金細工、館主の林美光の作品を展示している。

 

1棟貸民宿もあった。1人8,800円宿泊できる。

秋田県と言えば稲庭うどん。名店が点在する。

あごだし稲庭うどん「古泉洞」。武家屋敷街にある古民家のうどん屋。

店内も美術館が並ぶレトロな雰囲気。

会計の場所も骨董品のようなものが多数置いてある。

 

麺はつるつるとして、つゆと良く絡みあっさりとして美味しい。つゆはあぶったような風味があり後味が良い。あごだしとはトビウオを乾燥させたダシということらしい。

 

お土産店も古民家風だ。こういうレトロな蔵づくりのお土産屋を見るとつい入りたくなる。

 

武家屋敷はこの他、金沢や会津にもあり、各地歴史文化を伝承した町並みや、特色あるミュージアムとして公開されています。これからまた大小関係なく、日本全国にある武家屋敷巡りをして、ブログで紹介していきたいと思います。

 

 

[角館までのアクセス]

東京駅➡角館駅 秋田新幹線

運賃9,900円  指定席特急券7,960円

 

 

 

 

 

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