目 次
こんにちはakihiroです。
今回は青春18きっぷ「冬季版」で四国を目指す鉄道旅行を考えてみたいと思います。
今回は「青春18きっぷ」冬季版を利用して行く在来線の旅です。
「青春18きっぷ(冬季版)」で暖かい西へ行こう
1.西日本へのフリーきっぷは「青春18きっぷ」しかないのか?
「青春18きっぷ」は何回かおすすめ旅を過去記事でして、夏季版では東北三大祭りを巡る東北1周コースを紹介しました。
ただ、東北方面はお得なフリーきっぷが季節限定で発売になり、 「青春18きっぷ」よりもお得なものが結構ありました。
そう言ったお得なキップがあることをあとになって知り、東北や北海道方面への旅を何度か記事にしました。
一方で首都圏発着で利用できる、JR東海や西日本方面へのフリーきっぷはほとんどない状態です。
西日本へフリーきっぷを利用していく場合、年に3回発売になる 「青春18きっぷ」を狙って行くしかないので、冬季版を利用して西日本への在来線旅を調査したいと思います。
2.「青春18きっぷ」概要
発売期間:2023年12月1日(金)~2023年12月31日(日)
利用期間:2023年12月10日(日)~2023年1月10日(水)
【ねだん】
12,050円(おとな・こども同額)
【利用条件】
●1枚のきっぷを1人で5回まで利用できるほか、5人で1回などのグループでの利用も可能。
●1人1回あたりの有効期間は乗車日当日限り。
●グループで利用の場合は同一行程での旅行のみとなります。(グループで利用の場合、本きっぷをお持ちの人以外の方は、集合駅まで(解散駅より後)は別に乗車券が必要)
●各1回(人)でのこども2人利用はできません。
1枚のきっぷで、例えばこのような使い方ができます。
●1人で5日間連続の旅行または5回に分けての日帰り旅行
●5人グループでの日帰り旅行
●3人グループでの日帰り旅行と残り2回分で2人での日帰り旅行
1枚あたりのキップは2,410円なので、1日にこの運賃を上回る区間の乗車が必要になります。
夜行バスなら便利でお得なブルーライナー
年末運行の「快速ムーンライトながら」
1.青春18きっぷの旅にはかかせなかった夜行快速列車
今回は四国1周を目的地にしつつ、沿線上で途中下車し、観光しながら四国へ向かいたいと思います。
しかしやはり四国といえば遠く距離もある。途中観光しながらだと結構ハードになりそうです。「青春18きっぷ」といえば東京駅を夜中に出発して、早朝大垣駅に到着するという「青春18きっぷ」には鉄板の 「ムーンライトながら」だ。
しかしながら、4年前にこの記事を書いた時には存在していた「ムーンライトながら」も数年前に運転が廃止となってしまい、その後復活することもなく、青春18きっぷファンには痛手となってしまった。
当時「ムーンライトながら」は東京駅を23時10分に出発し、翌朝5時45分に大垣駅に到着し、夜中に距離を稼ぐことができる。日が変わる24時過ぎに到着する大磯駅までの乗車券を購入し、大磯駅から青春18きっぷを使えば、1枚目でかなり距離がのばせるから、青春18きっぷ利用者には強い味方の快速列車だった。
2.小田原駅までのキップはこう買えばお得
4年前の記事で「ムーンライトながら」の乗り換えで、小田原駅までの行き方を書いたけど、小田急線で行けば缶ビール数本分が安くなると勧めていました。
◆東京駅―小田原駅 「ムーンライトながら」
23:10発 24:30着 運賃1,520円
◆東京駅―大磯駅―小田原駅「東海道本線」
22:52発 0:01発 0:18着 運賃1,170円(大磯駅まで)
◆新宿駅―小田原駅「小田急線」
22:51発 0:24着 運賃900円
「ムーンライトながら」に乗車したままならば小田原駅までのきっぷが必要で、運賃1,520円が必要。東海道線で乗り換えならば大磯駅で接続可能で、東京駅ー大磯駅間の乗車券は1,170円なので350円安くなります。
ただ乗り換えが面倒臭く、金額も大したことないと考え、東京駅から 「ムーンライトながら」に乗りたければ、小田原駅までのキップを購入して、小田原駅から「青春18きっぷ」を利用すれば良い。
しかし前にも言ったように、350円は「飲み鉄ラー」にとっては車内で飲む貴重な酒代。
(≧ ಲ≦)◇y ゴクゴク
第三のビール ショート缶3本分なのだ
「ムーンライトながら」が廃止されてしまいましたので、改めて四国まで行く列車を調べて見たいと思います。
四国の路線図は下記のようになっています。本州の出入り口駅は岡山駅から宇田津駅になります。「ムーンライトながら」がなくなってしまったので、四国までの道中途中下車をして観光があまりできなくなりそうです。
南国四国周遊と途中沿線観光地巡り
1.東海道線乗継ぎ途中大阪観光
東京駅始発は5時20分。さすがにこの時間に東京駅に来れる人はあまりいないと思いますので、東京駅を5時45分発とします。
【青春18きっぷ1枚目】
東京駅発05:45
東海道本線
乗換多数途中駅省略
➡︎ 大阪駅着15:13
やはり夜中に出発と早朝に出発ではかなり時間にロスがあります。しかしせっかくの大阪、ここは下車して市内観光をしたい。
大阪市内観光は、道頓堀か新世界に行って大阪グルメを満喫する。
➡倉敷駅21:46
時間があれば是非倉敷にも立ち寄って観光して欲しい。
ここまで大磯駅―倉敷駅間の通常運賃は10,670円。「青春18きっぷ」は1枚あたり2,410円なので、1日目にして超お得。
2.四国周遊の旅はオリジナルでお好みコースを考えよう
倉敷を半日観光し、四国を目指す。
【青春18きっぷ2枚目】
➡︎倉敷駅発12:15
➡︎岡山駅発12:42
快速マリンライナー
➡︎坂出駅発13:30
快速サンポート南風リレー号
➡︎多度津駅着13:58
四国周遊は、観光地巡りに人それぞれ好みがあるでしょうから、特に名所を周るコースではなく、四国を1周するコースにします。移動時間など四国巡りの参考にしていただけたらと思います。
3.坊ちゃんの里松山市内観光
【青春18きっぷ3枚目】
松山市は坊ちゃんの舞台となっている街です。道後温泉などともに観光巡りに組み入れたい。
四国は四方が海に囲まれ、4県とも広大な海に面し、室戸岬・足摺岬・佐田岬、五色の砂浜と浜辺を囲む、青松が美しい景観が広がる桂浜などの名勝が。
景勝地は、吉野川の激流によって形成された渓谷、大歩危・小歩危。
歴史的建造物も多く、松山城・高知城・丸亀城・今治城などの名城、金毘羅宮など歴史ある人物を祀る社寺も数多く点在しています。時間があれば、四国八十八か所霊場巡りをしてみたい。
日本三大渓谷美の寒霞渓やエンジェルロードで有名な小豆島など、瀬戸内海には美しく個性的な島々が多く点在しています。
観光資源豊かな四国で時間を取り観光したり、乗換え時間などを有効に使い、周辺の名所を探索し観光してみましょう。
4.姫路駅・京都駅で下車 世界遺産を訪ねる
【青春18きっぷ4枚目】
松山駅発07:49
予讃線
➡︎伊予西条駅発09:47
予讃線・快速サンポート南風リレー号
➡︎坂出駅発12:24
快速マリンライナー
➡︎岡山駅発13:10
山陽本線
➡︎相生駅発14:20
山陽本線
➡︎姫路駅着14:39
姫路市内プチ観光・姫路城見学。姫路駅から徒歩15分ほどの場所にあるので、姫路駅でちょっと降りてみて、姫路城見学をしてみましょう。
姫路駅発16:42
神戸線・新快速
➡︎京都駅着18:14
京都市内では、市内の路線バス1日乗降り自由の乗車券を利用して、清水寺や平安神宮、嵐山など時間があれば翌日1日京都市内観光をしましょう。
5.名古屋市内観光でグルメを堪能
【青春18きっぷ5枚目】
京都駅発07:53
琵琶湖線・新快速
➡︎米原駅発09:18
東海道本線
➡︎大垣駅発09:56
東海道本線・特別快速
➡︎名古屋駅着10:28
名古屋で半日観光。名古屋城見学や市内で名古屋グルメ食べ歩き。
6.名古屋駅から岐阜・長野県回りで帰省
名古屋駅からは少し遠回りして、中央本線塩尻駅経由で新宿駅に向かいます。
名古屋駅発12:45
中央本線・快速
➡︎中津川駅発14:15
中央本線
➡︎塩尻駅発16:59
中央本線
➡︎大月駅発19:56
中央本線
➡︎新宿駅着21:30
四国までの旅は、沿線上で途中下車し5〜6ヶ所くらいの観光地を見ることができそうです。
京都や大阪、倉敷などで時間をとってゆっくり観光するのもおすすめ。
「青春18きっぷ」5枚を5日間で消費し、観光に5日間で合計10日間。フルに活用。
それだけゆっくり旅ができるほどの休みがあるといいねえ。
( ;∀;)
わたしはヒマなしツキなし遊びに行きたし金はなし