目 次
こんにちはakihiroです。
今回はJR東日本が発行する「大人の休日倶楽部パス」で新幹線や特急列車が乗り放題きっぷを紹介します。
大人の休日倶楽部パスは究極のフリーパスか
1.休日会員限定きっぷ入会は50歳以上年会費あり
さて今回は「大人の休日倶楽部パス」で、JR東日本の新幹線と特急列車乗り放題というお得きっぷを検証したいと思います。
ただ、「大人の休日倶楽部パス」は会員限定ということで、利用者の範囲も狭まりますね。
入会には50歳以上で年会費は3,840円とカード年会費524円の合計4,364円。わたし自身は大人の休日倶楽部の会員にはなっていません。
なぜなら、時間とお金の余裕があまりないというのも1つありますが、大人の休日倶楽部の会員は5%割引という特典があり、その他会員限定のお得きっぷも出ています。
しかし、会員にならずとも、今までお得なきっぷを紹介してきたようにJR東日本は、定期的にお得なフリーきっぷや、トクだ値のような割引率が高いものが出ています。
会員に入ってしまうと、会員限定きっぷにしか目がいかなくなりそうで、かえって割高になってしまうおそれがあるので入会していないのです。
ただ「大人の休日倶楽部パス」のような、新幹線や特急列車も乗り放題というようなキップには興味がわきます。
50歳を過ぎてまだ会員になってない人で、興味があれば記事を読んでいただけたらと思います。
2.大人の休日倶楽部パスは青春50きっぷ⁉︎
在来線が乗降り自由な「青春18きっぷ」は多くの鉄道ファンや、旅行好きに知られています。
しかしこのフリーきっぷもまだ体力のある若いうちで、50を過ぎると5日間も在来線を乗り継ぐのもしんどいだろうということで、新幹線や特急列車が乗り放題きっぷで、名付けられたのが「青春50きっぷ」。
何か違和感があるのは気のせいだろうか⁉︎
最近の若いのに比べるとずっと気力や体力があると思うし、5日間在来線乗り放題は望むところだ。とは言え、一般的に見ても中高年の利用客は少ないんでしょうねえ。
価格の方は5枚綴りで5日分の「青春18きっぷ」の12,050円に対して「大人の休日倶楽部パス」は、JR東日本全線が4日間乗り放題で15,270円。
1日少ないとは言え、新幹線と特急列車が乗り放題で3,000円しか変わらない。検証するまでもなく超激安である。何かからくりがありそうだが、一応利用条件を確認して見ましょう。
3.「大人の休日倶楽部パス」概要
【設定区間】
大人の休日倶楽部パス(東日本)フリーエリア
【ねだん】
15,270円
【利用期間】
[第1回]2023年6月22日(木)~ 7月4日(火)
[第2回]2023年11月30日(木)~ 12月12日(火)
[第3回]2024年1月18日(木)~ 1月30日(火)
【発売期間】
[第1回]2023年5月22日(月)~ 6月30日(金)
[第2回]2023年10月30日(月)~ 12月8日(金)
[第3回]2023年12月18日(月)~ 2020年1月26 日(金)
【有効期間】
連続する4日
【利用者】
会員本人のみ
JR東日本全線、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、伊豆急行線、富士急行線、えちごトキめき鉄道線(直江津~新井間)の特急(新幹線を含む)・急行・快速・普通列車の普通列車の普通自由席およびJR東日本のBRT。予め座席の指定を受ければ普通車指定席も6回まで利用になれます。(座席の指定は「大人の休日倶楽部パス(東日本)」フリーエリア内の発売箇所で可能です)
このキップをもう少し補足すると、年間に3回の発売・利用期間があり、10月30日から2回目の11月30日利用分からを発売。
JR東日本の新幹線や特急列車は乗降り自由ですが、基本的には自由席で、指定席は事前に座席指定を受ければ6回までが有効というのが条件です。
この他「大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)」有効期間5日間(26,620円)「大人の休日倶楽部パス(北海道)」有効期間5日間(17,400円)があります。
4.東京駅ー新青森駅間の片道乗車より安い
東京駅―新青森駅間が新幹線はやぶさを利用した片道乗車券と特急券が17,670円なので、これだけで元が取れてしまう。15,270円がいかに安いかがわかります。
指定席が6回までというのがネックになりそうですが、まあ4日間で指定席6回も必要な、特急列車乗車というのも中々の乗り鉄だと思いますが。
せっかくなので、JR東日本の新幹線を全部乗ってみたらどれくらいお得なのかを調査してみたいと思います。
大人の休日倶楽部パスでJR東日本の新幹線制覇
1.信越・東北4日間新幹線で観光地巡り
東京駅を出発駅として、通常料金を参考のため表記し、特急列車の乗継ぎ割引は考えないものとして、1乗車ずつの料金を表記します。
【1日目】
東京駅発06:52
長野新幹線あさま
➡︎長野駅着08:37
指定席特急料金4,270円
長野駅発12:51
北陸新幹線はくたか
➡︎上越妙高駅着13:13
自由席特急料金1,870円
上越妙高駅発13:35
えちごトキめき鉄道
➡︎直江津駅発14:05
北越急行ほくほく線
➡︎越後湯沢駅着15:43
東京駅―越後湯沢駅間
乗車運賃7,150円
【2日目】
越後湯沢駅発09:06
上越新幹線とき
➡︎新潟駅着09:51
指定席特急料金3,170円
➡︎秋田駅着17:17
指定席特急料金2,290円
越後湯沢駅―秋田駅間
乗車運賃6,930円
【3日目】
秋田駅発08:39
特急つがる
➡︎青森駅着11:19
指定席特急料金2,290円
青森駅発15:56
➡︎新青森駅発16:38
東北新幹線はやぶさ
➡︎仙台駅着18:29
指定席特急料金5,040円
秋田駅―仙台駅間
乗車運賃9,790円
【4日目】
山形駅発16:06
山形新幹線つばさ
➡︎東京駅着18:48
指定席特急料金5,400円
仙台駅―東京駅間
乗車運賃7,150円
JR東日本全ての新幹線に乗車しての4日間は、このようになります。列車に乗りっぱなしというのも、もったいないので、観光地では時間を取るようにしました。
2.大人の休日倶楽部パスは楽しくお得なキップだった
このコースでの通常乗車運賃は31,020円。通常特急料金は24,330円。合計55,350円。15,270円でこれだけの列車に乗れて旅行ができる。
(。´・∀・)
特にからくりがあるわけでもないようですね
これはお得だ!安すぎる!
Σ( ̄ロ ̄lll) ← 驚愕おじさん
さっそく大人の休日倶楽部に入会しよう!
ツレあいと行かれる場合、相手も乗り鉄ならいいですが、そうでない場合こんなに電車に乗せるとウンザリされかねません。もう少し余裕を持った乗車経路を組みましょう。
(・∀・;)
しかし問題は15,270円をどこから捻出するかだな
安全快適な格安高速バス!当日予約OK