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株主優待で旅行に行こう 旅行関連株を割安で購入編⑧

今回は「株主優待で旅行に行こう 旅行関連株を割安で購入編」シリーズ⑧回目。2回目からお伝えしている、旅行関連株主優待発行会社注目株の11社の株価動向です。

 

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目  次

 
こんにちはakihiroです
株主優待で旅行に行こう 旅行関連株を割安で購入編」シリーズ⑧回目で、⑦回目から3ヶ月ぶりです。前回暴落後急回復した株式市場。紹介した注目銘柄の損失も10万円近くまで回復しました。その後株式市場も暴落することなくじわじわと値を戻しました。3ヶ月してどうなったのか確認していきたいと思います。

 

日経平均株価はコロナ前の水準まで戻す

 

株式市場は前回調査時5/29終値が21,877円で、コロナショックの暴落から急回復しました。更にそこから3ヶ月で7%近く上昇して日経平均株価は8/31終値が23,139円でコロナ前の水準まで戻しています。

 

1/17   高値24,115
2/27  終値21,948
3/19  安値16,358
8/31  終値23,139

 

             \(・ω・。) 
   日経平均は年初来高値に近づいてますね

 

コロナは収束どころか感染拡大して感染者数も高止まりしています 企業業績も悪化、GDPも大幅減で戦後最悪という状況です

 

ダウも日経平均も急回復実態経済と乖離  📈

( ・д・)ノ

景気回復期待感が先行しちゃってますね

 

そんななか安倍首相が体調不良を理由に辞任!

1.株式市場は一時前日比600円超下落

 

8月28日の東京株式市場は取引時間中、安倍首相が辞任すると伝えたことを受け売りが殺到した。日経平均株価の下げ幅は一時前日比600円以上下落し大幅安。その後切り返したものの終値326円21銭安となりました。

 

 

多くの難題が残っています

・コロナウィルス感染対策

・日韓関係問題

東京五輪開催

モリカケ疑惑の説明責任

 

   問題を残して辞任しますね\(-ω- )

 

とは言え歴代最長の7年8ヶ月の長期政権だった 街の声は都合悪くなると投げ出す。モリカケ問題など疑惑を解決しないのは無責任だとの批判の声が上がる一方で、よく頑張った、ゆっくり休んで下さいなどの労いの声も多かった。

 

歴代首相在籍日数

安倍総理2799日

佐藤栄作2798日

吉田茂2248日

小泉純一郎1980日

中曽根康弘1806日

 

辞任表明はこのタイミングしかなかったということだが、実は佐藤栄作の在籍期間を抜いた直後が良かったという意味なのか⁉︎

 

<(´-ェ-)

やっぱ歴代1位で終わりたいもんね

 

2.自民総裁選は有力候補3氏で展開

 

安倍総理の後継を決める自民党総裁選に向けて、出馬すのは3氏が有力

 

石破茂元幹事長

岸田文雄政調会長

菅義偉官房長官

 

(`・ω・)/

河野太郎防衛相も検討中ということです

 

3.総裁選は9/14実施で調整

 

総裁選は議員票と同数の党員票で行うのが原則

国会議員票+党員票

衆院議院283票

参院議員111票

党員票394票

 

 (゚⊿゚)

 麻生派の支援が大きく左右するぜ

 

今後「ポスト安倍」を巡る総裁選が株式市場にどんな影響が出るのでしょうか

 

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選定優良銘柄11社の株価状況

1.今期業績が不透明決算数字もほとんど非開示

 

今年3月頃からコロナウィルスの感染が拡大。観光客やビジネス、学生などの客も減少が予想された鉄道会社や旅行会社の業績悪化懸念が広がり、決算の見通しも立たず数字を非開示にした会社がほとんど。第一四半期決算は各社厳しい数字となりました。経常損益の結果を簡単にコメント入れたので参照下さい。また株価については8/31の終値を最新株価としています。

 

JR東日本
   2019 9/26終値:10,605円
   2019 9/27終値:10,490円
   2019 9/27安値:10,380円
   2019 年初来安値: 9,627円
   株主優待:運賃・料金4割引券
   年間配当1株:2021年3月 0円
   所有株式数:100株(100枚ごとに1枚)
   権利獲得月:3月末

 

【業績状況】

21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1975億円の赤字(前年同期は1327億円の黒字)転落。

 

【買い値 目標株価 9,340
   ⬇︎

2020 2/17約定 

2020 3/30株価 8,522円

2020 5/29現在株価 8,450円

2020  8/31現在株価 6,897円

 

 

東武鉄道
   2019 9/26終値:3,595円
   2019 9/27終値:3,535円
   2019 9/27安値:3,495円
   2019 年初来安値:2,910円
   株主優待東武線全線優待乗車証
   年間配当1株:2021年3月 20
   所有株式数:200株1枚(100株保有は3月のみ)
   権利獲得月:3月末/9月末

 

【業績状況】

21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は126億円の赤字(前年同期は180億円の黒字)転落。


【買い値 目標株価 3,100円】

  ⬇︎

2020 3/17約定 

2020 3/30株価 3,840円

2020 5/29現在株価 3,820円

2020 8/31現在株価 3,310円 

 

小田急電鉄
   2019 9/26終値:2,676円
   2019 9/27終値:2,637円
   2019 9/27安値:2,604円
   2019年初来安値:2,346円
   株主優待小田急線全線優待乗車証
   年間配当1株:2021年3月 0
   所有株式数:500株4枚
   権利獲得月:3月末/9月末

 

【業績状況】

21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は91.1億円の赤字(前年同期は70.3億円の黒字)転落。


【買い値 目標株価 2,380円】

     ⬇︎

2020 2/17約定 

2020 3/30株価 2,472円

2020 5/29現在株価 2,689円

2020 8/31現在株価 2,623円

 

【阪急阪神HD】
   2019 9/26終値:4,315円
   2019 9/27終値:4,235円
   2019 9/27安値:4,190円
 2019年初来安値:3,580円
   株主優待:阪急阪神共通回数カード
   年間配当1株:2021年3月 50円
   所有株式数:100株2回乗車分カード1枚
   権利獲得月:3月末/9月末

 

【業績状況】

21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は59.3億円の赤字(前年同期は122億円の黒字)転落。


【買い値 目標株価 3,800円】

     ⬇︎

2020 2/26約定

2020 3/30株価 3,815円

2020 5/29現在株価 3,980円

2020 8/31現在株価 3,445円 

 

名古屋鉄道
   2019 9/26終値:3,380円
   2019 9/27終値:3,205円
   2019 9/27安値:3,165円
   2019 年初来安値:2,805円
   株主優待:電車線株主招待乗車証
   年間配当1株:2021年3月 0
   所有株式数:200株4枚(3月のみ)
   権利獲得月:3月末/9月末

 

【業績状況】

21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は85.2億円の赤字(前年同期は138億円の黒字)転落。


【買い値 目標株価 2,850円】

     ⬇︎

2020 2/28約定

2020 3/30株価 3,140円

2020 5/29現在株価 3,250円

2020 8/31現在株価 2,959円 


 

京浜急行電鉄
   2019 9/26終値:2,143円
   2019 9/27終値:2,136円
   2019 9/27安値:2,108円
   2019年初来安値:1,635円
   株主優待:電車・バス全線きっぷ
   年間配当1株:2021年3月 0
   所有株式数:200株1枚(100株保有は3月のみ)
   権利獲得月:3月末/9月末

 

【業績状況】

21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は91.1億円の赤字(前年同期は70.3億円の黒字)転落。


【買い値 目標株価 1,700円】

     ⬇︎

2020 2/27約定

2020 3/30株価 1,929円

2020 5/29現在株価 1,801円

2020 8/31現在株価 1,582円

 

【ANA】
   2019 9/26終値:3,787円
   2019 9/27終値:3,708円
   2019 9/27安値:3,686円
   2019年初来安値:3,497円
   株主優待:航空運賃割引券
   年間配当1株:2021年3月 0円
   所有株式数:100株
   権利獲得月:3月末/9月末

 

【業績状況】

21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は565億円の赤字(前年同期は170億円の黒字)転落。

 

【買い値 目標株価 3,320円】 

     ⬇︎

2020 2/17約定  

2020 3/30株価 2,700円

2020 5/29現在株価 2,599円

2020 8/31現在株価 2,647円 

 

日本航空
  2019 9/26終値:3,427円
  2019 9/27終値:3,322円
  2019 9/27安値:3,295円
  2019年初来安値:3,201円
   株主優待:国内線航空運賃50%割引券
   年間配当1株:2021年3月 0
   所有株式数:200株1枚(100株保有は3月のみ)
   権利獲得月:3月末/9月末

 

【業績状況】

21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1343億円の赤字(前年同期は200億円の黒字)転落。


【買い値 目標株価 2,960円】

  下方修正   ⬇︎

【買い値 目標株価 2,800円】

     ⬇︎

2020 2/27約定

2020 3/30株価 2,069円

2020 5/29現在株価 2,117円

2020 8/31現在株価 2,114円 

 

エイチ・アイ・エス
   2019 9/26終値:2,727円
   2019 9/27終値:2,660円
   2019 9/27安値:2,643円
   2019 年初来安値:2,346円
   株主優待:旅行優待券2,000円
   年間配当1株:2021年3月 0
   所有株式数:100株
   権利獲得月:4月末/10月末

 

【業績状況】

20年10月期第2四半期累計(19年11-20年4月)の連結経常損益は7.6億円の赤字(前年同期は88.7億円の黒字)転落。

 

 
【買い値 目標株価 2,400円】

 下方修正   ⬇︎

【買い値 目標株価 2,200円】

     ⬇︎

2020 2/27約定

2020 3/30株価 1,419円

2020 5/29現在株価 1,977円

2020 8/31現在株価 1,896円 

 

【KNT-CT HD】
   2019 9/26終値:1,487円
   2019 9/27終値:1,557円
   2019 9/27安値:1,486円
   2019年初来安値:1,056円
   株主優待:主催旅行割引券3,000円
   年間配当1株: 2021年3月 0円
   所有株式数:100株2枚
   権利獲得月:3月末/9月末

 

【業績状況】

21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は98億円の赤字(前年同期は16.7億円の黒字)転落。


【買い値 目標株価 1,350円】

     ⬇︎

2020 1/27約定 

2020 3/30株価 711円

2020 5/29現在株価 1,209円

2020 8/31現在株価 1,025円 

 

常磐興産】
   2019 9/26終値:1,705円
   2019 9/27終値:1,707円
   2019 9/27安値:1,687円
   2019年初来安値:1,532円
   株主優待ハワイアンズの入場・宿泊割引券
   年間配当1株:2021年3月 0円
   所有株式数:100株 ハワイアンズ入場券3枚 1室宿泊割引券
   権利獲得月:3月末/9月末

 

【業績状況】

21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は14.8億円の赤字(前年同期は2.3億円の赤字)に赤字幅が拡大。


【買い値 目標株価 1,580円】

     ⬇︎

2020 2/25約定

2020 3/30株価 1,401円

2020 5/29現在株価 1,516円

2020 8/31現在株価 1,372円

 

【11社総額】

 買い値 3,442,000円

2020 3/30株価 3,201,800円

        🔺241,290円

2020 5/29株価 3,340,800円

           🔺101,200円

2020 8/31株価 2,987,000円

        🔺455,000円 

 

【2020年3月期】

配当金42,500円+株主優待受取り

 

 

2.航空会社の株価は回復 鉄道各社は下落

 

第一四半期の決算数字はご覧の通り、11社全ての会社で前期から赤字に転落か赤字幅拡大であった。業績悪化が免れないことからほとんどの会社が無配当となってしまいました。

 

11社合計の株価は、前回の含み損が101,200円とあと少しで解消だったが、株価は再び下落して8/31終値での含み損は455,000円と大幅に拡大、安値水準であった3/31よりも下落した。感染者が拡大していて自粛が長引いているので当然と言えば当然か。今年5月末の終値ではまだ楽観的だったのか、かなり株価が回復していたが、収束に向かわないことから不透明感が広がり鉄道各社は再び下落に転じた。逆に航空各社は下げすぎたことからか持ち直してきており下げ止まった。観光銘柄3社も一時期の低迷から脱したものの、急激な回復は見込めず、株価上昇の期待は厳しい。

 

3.Gotoキャンペーンは期待薄か

 

7月下旬から実施されたGotoキャンペーンは、感染が収束しないうちにスタートしたことから批判も多く、これまでお盆含め420万人が利用したと発表されましたが、その割にはレジャー・輸送各社とも数字が上がらず業績向上はほとんどないようです。今後も期待薄との思惑が広がり観光業界の低迷が続けば、この11社の株価の上昇もあまり期待できないかもしれません。

 

4.次回権利確定日は9月29日

 

 

11社の銘柄は優待目的による効果を期待しており、9月は10社が権利確定月である。権利確定日に向けて上昇して行けば今よりも含み損が縮小する可能性があります。しかし、旅行自粛などで優待取りの魅力も薄れ、ほとんどの会社で配当もなくなっているため、どこまで買いが進むか大きな期待ができません。むしろ感染拡大し更なる悪化という実態が出れば株価下落ということもあります。今買いを入れるのはもちろんリスクが高いので回避した方が無難です。明日以降権利確定日前までに大きな値上がりがあれば売却したいですが、大した変動がなければ持ち越します。 株価動向を見ながら売却するか、以降も持ち越すか判断したいと思います。

 

ソラハピ